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見慣れぬ我が家

 長門のカゴを新調した。

 前のカゴよりひとまわり大きい。
 元々人間様の居住スペースの関係上、長門のカゴは他の鳥どもにくらべると体格比でだいぶ小さかったんだけど、引っ越して家が広くなったんだからカゴも広くしてやって構わないということについ最近気付いた。

 オモチャやレイアウトは前のカゴと同じにしたが、広くなると止まり木にとまったままバードテントに寄りかかりにくくなるのがちょっと難点。
 まあこれは様子を見て固定するとかしてやろう。

 長門が外で遊んでいる間に取り替えたら、さすがに気付いたらしくてこんな顔で眺めている。

 でもやっぱり頭が悪いので、ヒマワリで釣ったら入った。

 さすがに入ると自分のカゴじゃないのは分かるようで、こんな格好になったまま降りてこない。
 でも目つきからすると、単に隣のブロッサム、通称ちびころを見つめているだけにも見えるので、本当にびびっているのかどうか分からない。

ボール片手に

 長門はなぜ何かを持ってくつろぎたがるのか。

 キャットボールを片手にバードテントに寄りかかる長門。
 時々ボールを振ってみたりしている。
 もうちょっと重い布ダンベルを同じように持っている時もある。
 多分長門なりに何か満足できるものがあるんだろうけど、それが何か人間様には分からない。

長すぎた

 長門が自分の尾羽をオモチャにしていた。
 が、いつも遊んでいる風切り羽より長いので、なかなか扱いにくいらしい。



「…………」
 以上、グレートソードをダンジョンで振り回すのは天井につっかえるので良くないという内容でした。

夢心地 2

 今度は抱き枕らしい。

 反対側にフカフカで寄りかかりやすい角度のついたバードテントがあるのに、なんでわざわざこれを選ぶのだろうか。

 あ、起きた。
 いろいろ使えていいね、そのオモチャ。

研究と応用

 長門も一応、どうすればより構ってもらえるか日々研究はしているらしい。

「かまってー」
 そして、くらまと同じポーズをすればくらまと同じぐらいかまってもらえるのではないかと結論した模様。
 一生懸命天井に行ってはこうやってひっくり返っている。
 ……まあ努力は認めるけど、どうせならもうちょっとポーズもそれっぽく真似したら?

知らない名前

 止まり木でもわもわになって何やらご機嫌でつぶやく長門。

 長門はカメラを向けると即吹っ飛んでくるので、実はこういう自然体な写真を撮るのはかなり難しかったりする。
 そういえば、長門は時たま人間様を見ながら「べる」と言うことがある。
 その言い方が、ヒューストンがベルカを呼ぶ言い方にそっくりなのだが、当然ながら長門が来た時にはすでにヒューストンもベルカもいなかったし、両者を知っているブロッサム、通称ちびころやビビやぎっくちゃんは人の言葉は真似できない(ビビはじぶんの名前ぐらいは言えるが「びーび」と「べる」は全く発音が違う)。
 多分、何か他の言葉を言っているのが、発音が下手なので「べる」と聞こえているだけなのだろうが、不思議なことがあるものだなと思う。

口を出す


 なんか出てる。
 どういう訳か急にチャンドラが気になり始めたらしく、見上げながらしきりと何やらアピールをしている。
 もちろんチャンドラは完全無視。
 一体どうしたというのだ。

努力のたまもの


 キャットボールの中の鈴が取りたくて、数年間こんな風に延々努力し続けている長門。

 ついに取ることに成功した。
 鈴の音が出る部分を噛み潰してへこませて、ボールの間から取り出した模様。
 ていうかもはや残骸。今更ながらにインコのくちばしの破壊力半端ない。

 よっぽど嬉しかったらしくて、今度は鈴を片時も離そうとしない。
 落とすとわざわざ拾いに行っている。
 まあ、努力する喜びを知るのはいいことだと思うよ。インコであっても。