Fly Me to The Ship and Rocket.

 また海と宇宙を連チャンしてしまった。
 まず海。

 ひゅうが型2番艦の進水式。

 大体予想されていたが、やっぱり名前は『いせ』だった。
 なんというか……もう少しひねりがほしかった気がしないでもない。

 今回は、シャンパンの瓶が割れると後ろからタグボートがゆっくりと船体を引っ張ってドックから出す(でも途中まで)方式。
 なにしろゆっくりなので、くす玉と紙テープだけでは間がもたずに花火が鳴ったり風船や鳩が飛んだりキラキラテープが打ち出されたり、あの手この手で演出していた。

 意味もなく拾ってきたキラキラテープ。
 結構みんな群がっていた。
 そして宇宙。
 進水式の後、今日から公開の映画『宇宙(そら)へ。』を見に行った。
 まるで竹宮恵子かガンダムみたいなタイトルだが、原題は『ROCKET MEN』で、BBCが制作したNASAのドキュメンタリー映画。
 前に見た『ザ・ムーン』がアポロ計画をピンポイントで取り上げ、宇宙飛行士へのインタビューを中心に構成していたのに対し、こちらはNASAに保管されていた記録映像を、アトラスロケットに始まってスペースシャトルまでをひたすら並べた物。なにしろNASA50年の打ち上げの歴史を無理矢理1時間半につめこんでいるものだから、印象的な画像をひととおり並べただけという感じだし、スカイラブやアポロ13号、さらにアポロ-ソユーズ、宇宙ステーションといった地味なものはことごとく省かれてるし、何度も見たような映像も結構あったが、何しろさすがBBCで映像そのものが美しいもんだから何も考えずに面白く見ていられた。
 大好きなジーン・クランツもたくさん出てたし。
 意外だったのは、宮迫博之のナレーションがかなりいい感じだったこと。名前を見た時はえーと思ったのだが、落ち着いた静かな語り口で映像にもうまくはまっていた。
 でも、最後のちゃちいCGとゴスペラーズのガチャガチャしたエンディングで雰囲気ぶち壊し。
 どうせ宇宙って単語が入ってるだけの全然関係ない歌入れるなら、Blue Moonとかにすれば良かったのに。
○おまけ

 映画の時間待ちをする間、ゲーセンのクレーンゲームで700円かけて獲得した巨大ビーフジャーキー&サラミ。
 最近はこんなものも取れるんだ……。

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