曇りの出港

 去年の9月に進水式をやった海自の掃海艇『たかしま』。
 いよいよ完成して、造船所から海自に引き渡し&出港式が行われるので、有無を言わさぬすごい勢いで半休を取って行ってきた。
 いや、ぎりぎりまで行けるかどうか分からなかったんだけどね。

 工場群を背に立つ儀仗隊。
 写真だとそうは見えないが、実はものすごい風が吹いている。

 横須賀地方総監の査閲を受ける。
 ちなみに、進水式の時の総監を始め偉い人は現在全員退官したり異動したりしてしまった。

 マストにはまだ造船所の旗。
 これが降ろされて、かわりに自衛隊旗が上がると、名実共に『たかしま』は自衛隊の艦艇になる。

 左:その自衛隊旗が総監から艇長に渡される。
 右:艇長から旗を受け取った副長を先頭に、乗員が乗艦。

 自衛隊旗掲揚。
 この後、総監が廷内を見て回る間、外の人間は『たかしま』の詳細説明なんかを聞きながら待つことになる。

 左:総監降りてきた。
 右:再び儀仗隊の礼を受けると去っていく。
 ここで引き渡し式は終了。
 1時間ほどの祝賀パーティのあと、『たかしま』の出発式が行われる。 

 ちなみに立食パーティで、料理はこんな感じ。かなりおいしい。
 あらかた食べ尽くされてるけど。

 で、岸壁に戻ると、すでにタグボートが『たかしま』にひっついて待機していた。
 よく見るとほぼ同じ大きさ……。

 左:ラッタルがはずされる。
 右:甲板でも出港準備。
 航海中は国旗は揚げないので、出港と同時に旗を降ろすべく待ち構えている。

 左:出港!
 右:帽ふれをしながら遠ざかる『たかしま』。

 横須賀に一旦立ち寄って補給品を積んだ後、所属地となる佐世保に向かうことになる。
 行ってらっしゃい!
 人間で言えば、進水式は誕生日、引き渡し式は成人式に当たる。
 つまり、ひとつの艇の生まれた時と大人になった時の両方に立ち会ったわけで、なかなか感慨深いものがあった。
○おまけ

 記念にもらったハガキとコースター。
 最後の木造の掃海艇にちなんだのか、コースーターは木だった。
 杉(?)のいい香りがする。

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