というわけで『アリス・イン・ワンダーランド』を見てきた。
まあ普通に面白かったけど、ぶっちゃけて言うと、「普通の少年少女が実は大きな力と使命を持っていて世界を救う成長物語」という、ハリー・ポッターあたりから有象無象に出てくるタイプのファンタジーをアリスでやっただけ。
これ、主人公はアリスでもジョニデ演じる気狂い帽子屋でもなく、赤の女王だと思うわ。
あと、ラストの「アリスの自立」は完全に蛇足。あれをやるなら帽子屋との約束通りワンダーランドに戻るとかやって欲しかった。
映画の日ということもあり、アリスとジョニデのコラボというんで親御さんが結構お子様連れて来てたけど、これはちょっと、子供向けでは全くないなあ。
案の定、隣の子供は途中から「こわい」「つまんない」「もう出たい」とぐずぐずしっぱなしだったし。
そういえば予告編で、メンフクロウの世界で主人公はメンフクロウの少年(?)で、メンフクロウの伝説の英雄をスズメフクロウの仲間と捜しに行くという映画があって軽く引いた。
メンフクロウですよメンフクロウ。この鳥ですよ。もはや動物ならなんでもいい世界になっておるな……。
そのうち、ゾウリムシがワムシと共に伝説の英雄を捜す物語とかできたりして……。
あの『TRON』がリメイクされてるのにもちょっとびびった。
AGENT: KDDI-HI3D UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.2.232 (GUI) MMP/2.0
お供がゾウリムシとワムシ(笑)想像するだに笑えます(笑)私は公開初日に見に行きましたが、確かに赤の女王に主役張りの存在感がありました。白の女王は一見、善い役どころ……てな感じでしたが、何かそこはかとな~く、偽善的で底意地が悪そうに思えたのは、私のひねくれた感性のせいですかね;……最後のアリスの自立について、ですが、あれは確かに蛇足な感じでしたね~。概ね面白くて見応えがあっただけに、最後はちょっと白けた気分になりました;……それにしても、人面ぷかぷか池を、その顔をふみふみ進み渡るシーンは、実際お子様には不向きですすな;
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.3) Gecko/20100401 Firefox/3.6.3 GTB7.0
トイ・ストーリーを初めて見た時、うわーディズニーも気持ち悪いアニメ作るようになったなあと思ったもんでしたが、今じゃまるで普通に見えます(笑)。
あー確かに白の女王は食わせ物っぽい感じでしたね。大体、自分が殺さない誓いを立てているから他人にやらせるという発想がね。アメリカでは白の女王はどう思われているんだかちょっと知りたいです。
人面ぷかぷか池は、果たしてそこまでやる必要があったのかが限りなく疑問ですが(笑)。