『トイ・ストーリー3』を見てきた。
実は地味に好きなんだよね。
まず印象として感じたのが、今回はむしろ大人を対象として作っているのではないかなということ。
例えば1作目の、新しいオモチャが来てアンディが古いオモチャに飽きるとか、2作目の、オモチャが壊れてアンディがっかりとか、大人のエゴでオモチャが好き勝手にされるとか、これは割と子供でも分かりやすい話だし、その分ウッディたちにも感情移入しやすいと思う。
でも、今回の「大人になったのでオモチャを始末しなくてはならない」というシチュエーションと、それに直面するアンディの気持ちというのは、大人には共感できても、子供には若干理解しがたいのではないかという気がする。
あと、オモチャたちが賭博やってるとかオモチャが憎しみをあらわにするとか、あんまりお子様向けとは言えない部分もあったし。
ラストも、大人は結構涙ぐんでいたけど、子供はあれを納得したのかなあ。
とはいえ、娯楽作品としての作り込みももちろんしっかりしていて、何でもかんでも全力投球なウッディたちオモチャの活躍はそれだけで面白い。
バズとミスター・ポテトヘッドは完全にスタッフに遊ばれてると思う。
そういえば、今回見たのは吹き替え版だったんだけど、映画の中の画面の中の文字部分が全部ちゃんと日本語になっているのに驚いた。
もしかして日本語版を別途つくっていたりするんだろうか?
さよならなんて言えないよ
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