海自でダイエット

 ……毎回思うんだけど、夏の自衛隊の基地祭はいいダイエットになるような気がする。
 とにかく歩くし半端でなく汗をかくし、食い物処はどこもかしこも並んでるからろくなものを口に入れられないし。
 そんなわけで、海自横須賀基地のサマーフェスタへ行ってきた。
 米海軍基地も同時に一般公開していたのだが、今年の公開艦艇は『ラッセン』で、これは前に見たことあるので完全スルーした。
 だって公開といっても上甲板を一周するだけなんだもの。
 最近海自もそうだけど。

 門を入るといきなり眼に入るのは、例によって総監部の建物よりもでかい『ひゅうが』。
 みんな写真を撮りまくってた。
 確かにあんまり存在しない風景だからな-。テンション上がるの良く分かる。

 乗れるまで30分待ちの『ひゅうが』は無視してまず吉倉桟橋へGO。
 こっちでは『しらせ』と『いかづち(107)』『あすか(6102)』『やまゆき(129)』が公開中。
『しらゆき』みたいな広報担当艦だと中も実に気前よく見せてくれるんだけど、今日の艦は全員違うのであるのは上甲板1周コースのみ。
『しらせ』はそれでも艦橋ものぼらせていた。

『いかづち』の魚雷発射管の中にはアンパンマンがいた。

 ……頑張ってるのは分かるんだけど、頑張る方向性を見誤っているような……。

 おもむろに後甲板にいた隊員。
 とりあえずかっこいいので写真を撮らせてもらったけど、何の人か分からない。
 特別警備隊?

 アトラクションの出待ちをしているタグたち。

『あすか』の鐘楼にはなぜか鯉のぼりがひるがえっているし。

『しらせ』はいつの間にかこんな電光掲示板を装備してるし。
 みんな今回微妙にカオス度高いけどどうしたの?

 左:『しらせ』が装備している等身大コウテイペンギン。
 右:実は横幅は等身大ではないらしい。

『しらせ2号』と『あずさ2号』って語感が似てない?

 甲板から米軍基地を眺めたら、音響観測艦がいた。
 普段は横浜にいるのに、珍しーい。

 なんか突然現れた変な船。
 ブリッジのあたりとか遊覧船みたいだけど、どうやら米軍のタグらしい(後で調べたら『セミノール』という新型のタグだった)。
 米軍基地の港口のあたりでぐるぐる回転したりあやしげな動きをしていたが、そのうちダイエーのほうまでやってきて何やら頑張り始めた。

 派手に出ている排気が頑張ってる感満載。
 こっちでもなにやら回転したりステップ踏んでみたりしている。
 海自のフェスタに乱入して勝手にアトラクションを始めているのかと思ったが、どうやらそういうわけでもないらしい。

 日本人の「?」な視線を浴びながらひとしきりじたばたやった後、おもむろに帰っていった。
 上から海自の潜水艦、『セミノール』、総監部と第2術科学校を結ぶシャトル艇。

 その後は今年もまたまた処分隊ボートに乗ってきた。
 左:艦名の文字が小さすぎて何となく間抜けな感じになっている。
 『ひゅうが』は文字数が多いのでまだましだが、2文字しかない『いせ』はつい2度見したくなるぐらい間抜け感満載。
 なんでも、名前の文字の大きさは決まっており、陣形を作る時に後ろの艦はこの艦名の見え方を参考にして距離を見極めたりするので、おいそれと変えられないらしい。
 右:護衛艦の中でも小さな『やまゆき』と比べるとこんなにスケール感が違う。

 この後は第2術科学校に行ったり、総監部に戻ってきてヘリの救難を見たりしていた。
 これは2術校の生徒宿舎。ここも生徒の整理整頓に不備があると教官にめちゃくちゃにされるらしい。

 ピクルス王子はBGMで流れてたAKBに合わせて踊りまくっていた。
 ……ファンなの?
 今年は去年に比べると、何となくすいていたような気がする。

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