ブロッサム、通称ちびころが床をうろついている時は、絶対に長門は床に降りようとしない。
ところが、いつの間にか彼女の姿が消えてしまった。
早速床に降りてあたりをうろうろ。
ちょっと高い場所に行きたくなったらしく、鳥どものおやすみカバーをまとめて積み上げてあるのに登り始めた。
てっぺんまで登った所で、さらに高い熱帯魚の濾過装置の上から無言で自分を見下ろすブロッサム、通称ちびころの存在に気付いた。
……人間様の膝の上に一目散に逃げてきた。
お前ちょっとびびりすぎだ。
あんな所に……
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