「メン・イン・ブラック3」を見てきた。
横須賀での飲み会のついでに。
映画館の座席の勾配が緩すぎて、前の席のおっさんの頭が常に視界に入ってる状態だったけど。
うーん、今回はちょっと微妙な感じ? いや、最低限のツボはちゃんと押さえてるし、面白いには面白いんだけど……それ以上のものがないというか。
タイムトラベルとJの過去にまつわる話にこだわったせいで、中途半端になっている感じ。
そもそも「黒人が高級な服を着高級車に乗っていると即盗んだと疑われる」ような時代に黒人のJを飛ばすことに、無理があるんじゃないかと思った。
当時同様の差別を演出していたら物語が成り立たなくなるので、製作側はそのへんについてはほぼ完全に無視することで対応しているのだが、結果としてやってることは“現代のKとJ”と全く変わらなくなってしまい、別にタイムトラベル持ってくる必要ないんじゃないか? という感じになってしまう。
Jの過去にしても、やりたかったというのは分かるのだが、やりたいあまりに無理矢理押し込んだ感が強くて、感動より状況の不自然さがどうしても目につく羽目になってるし。
でも、KとJを始めキャラクターたちはいい味出していたし、中でもグリフィンの存在感は良かった。何より全てがお約束の安心感は半端ない。
ちなみに多分そうだろうと思っていたら、やっぱりレディー・ガガも異星人だった。
でもニューラライザーはほしい
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