P3Cと10式

 今日は総火演でしたが、途中で寝落ちしてしまうため明日アップします。
 復活しました。
 というわけで、今年はこれで撮影してみたのだが、全部ピンぼけしていた。
 まあ純正レンズじゃないからしょうがないのかもしれないけど。
 あと、オートフォーカスとか写した後とか、挙動が常にワンテンポ遅れるのでイライラする。
 やっぱりミラーレスは、瞬時に判断して構えて撮影というような所には向いていないっぽい。

 左:総火演には何度か行っているが、こんなに晴れたのを見たのは初めて。
 右:水まきにも力が入ります。

 左:いちばん左側が昨日見た留弾砲。D7000とタムロンのレンズでは、とてもここまでのズームはできないんだよね……。
 右:演習場の各地に隠れている留弾砲が一斉に砲撃して、同時に弾着させたところ。富士山を描くバージョンもあるが撮影に失敗したので割愛。

 仕事を終えて帰る留弾砲たち。

 左:結構鈴なりになってる……。
 右:手前が運転席。

 確か迫撃砲の展示だったと思う。

 秒速10コマの連写で撮影したなんかミサイル。早くも分からなくなってきている。
 ちなみに総火演が終わってから、実は秒速60コマもできることに気付いた。
 前に気付いていれば、この後次々と貯めていく砲口炎の失敗写真が少しは少なくなっただろうものを……。

 地雷散布。
 去年まではなかった。

 左:少数の兵を潜入させにきたチヌーク。でかいのでズームしすぎた。
 右:潜入させた兵が何かを爆破した煙を背景に反転するチヌーク。これはもう少し寄ればよかった。

 そしていつものぶら下げ撤退。

 左:なんか迫撃砲。
 右:命中!

 狙撃兵。なまはげと一緒に子供を脅して回れそうなレベル。

 左:機関砲。
 右:確かミサイル発射しに来たんだと思う。

 これも機関砲。

 左:74式戦車。煙がかなりマヌケだが、連写のタイミングでなぜかこんなのが撮れてしまった。
 右:前に進みながら真横に撃っている90式戦車。

 左:初登場の10式戦車。「じゅっしき」ではなく「ひとまるしき」と読む。結構速い。
 奥の2台が先に進出して敵情を偵察し、手前のにデータリンクで情報を伝えている。
 右:華麗なドリフトを披露しながら砲撃する10式。

 左:上空1800メートルのチヌーク。見えませんがな。
 右;空挺団が落ちてきた。いつもとパターンが違うな。

 そして遙か彼方でいつもの降下もやっていた。
 なんでも、着地地点の関係でこんなに離れちゃったそうな。

 くるくると螺旋を描きながら降りてくる空挺団。
 丸いパラシュートと違ってこれは自由に動きをコントロールできるんだって。
 空挺団の降下を最後に前半が終了。後半は例によって、実際に敵が攻めてきたという想定で偵察から戦闘までの一連の流れを展示する。
 ただ、今年は去年までとは内容が若干変わっていた。

 待機している対艦ミサイル。
 右側の兵士はミサイルの護衛。この暑いのに微動だにしない。

 去年までは「敵が上陸した後」の展示を行っていたが、今年は陸海空の統合運用をより強くアピールするため「敵が海上を日本目指してやってくるのが発見された」というところから始める。
 まず海自のP3Cで海上の敵を偵察し、その情報に応じて空自のF2が攻撃部隊を発進させる。ただし全滅させることはできず一部の敵が上陸に成功したため、陸自がそれを叩くというのがそのシナリオ。

 左:やってきたP3C。陸自の演習場の上を飛ぶ対潜哨戒機という、良く考えると何かがおかしい風景。
 右:実際はこうなんだと想像してください。

 左:P3Cの情報を元に、敵艦隊攻撃のためにやってきたF2。3機編隊の大盤振る舞いだが恒例の対地攻撃(のふり)はなかった。
 右:実際はこうなんだと想像してください。

 でも一部の敵が上陸して陣地を形成してしまったため、陸自の偵察ヘリが出動。
 こう書くとまるっきり空自が仕事できてないみたいだが、まあそこは構成上のお約束ということで。

 空中偵察に続いて陸上偵察部隊が進出。
 でもいつも思うんだけど、この手押しでヘリから降ろしてエンジンかけるの、何とかならないのかな……。

 偵察兵の援護のため、敵陣地に攻撃を加える。

 左:続いてもっと大勢の兵士を進出させるためにやってきたチヌークとUH-1(手前)。その援護のために攻撃をかけ続ける攻撃ヘリ(奥)。
 右:降下した兵士たちが敵陣地に向かっていく。

 支援車両もぶら下げられてやってきた。

 そして彼らは今日も跳んでいた。

 左:留弾砲部隊が制圧砲撃を始める。
 右:その隙に展開を始める戦車部隊。

 左:その前に敵が地雷原を作っていることが分かったので、処理用のミサイルを飛ばす。
 右:実は有線だったりして。

 地雷原爆破処理完了。

 地雷原を突破し(たという想定で)、満を持して一斉射撃を行う戦車部隊……なのだが、どう見ても一斉射撃になっていない。
 まあ今日はまだ本番じゃないからね。
 後で反省になるんだろうけど。

 すっかり浮き足立った敵陣地に、フレア(煙幕)と共に全ての車両が一斉に突入。

 続いてヘリボーン部隊も突入。

 これで敵は撃退されました。
 状況終了。
 陸海空の統合運用という当然のことが、今年になってようやく状況として入れられたということは、逆に言えば、いかに統合運用体制の構築が遅れているかということでもある。
 実際、東北大震災の時は、必ずしも連携して動けていたわけではないらしい。
 昔のように、陸軍が輸送艇や潜水艇を持ったり、海軍が陸戦隊と称して陸上部隊を持ったりするようなことはもうできないのだから、早いとこ確実な運用体制を作り上げて欲しいとは思う。
 でもって、今年も夜間演習を見てきた。
 でも一脚を忘れて手持ち撮影オンリーだったので、こちらもろくな写真が撮れていない。

 緑の点々は全部戦車とか砲車とか迫撃砲とか留弾砲とか。

 始まる前はどんよりと曇っていたのだが、始まる頃にはすっかり晴れ上がり、去年同様富士山と星空がきれいに見えた。
 というか、コンデジで星って撮影できるんだ……。

 照明弾。手前にずらりと戦車や何やらが並んでいるのが分かる。
 ちなみに、最後に20両以上の戦車や砲車や迫撃砲や留弾砲が一斉に砲撃をするという、昼間以上に豪快な展示があったのだが、どうやら砲口炎が余りに明るすぎて目が眩んだらしく、砲撃の瞬間は一瞬視界が真っ赤になってしまい何も見えなかった。
○おまけ

 総火演の間、座っていた席の関係で膝の一部分にだけ太陽の光が当たっていたのだが(といっても1時間程度)、60デニールのトレンカをはいていたのに終わったらこの有様だった。
 恐るべし富士の直射日光。
 ……変に白い生足ですいません。

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