横浜までひゅうがで

『ひゅうが』の体験航海に行ってきた。
 実際には、14日の観艦式のために横須賀から横浜まで回航されるのに便乗しただけだけど。
 それにしても横須賀から大桟橋まで2時間半て時間かけすぎ。一体どんなコースで行くつもりなのか。

 横須賀の海はクラゲに満ち満ちていた。
 白いの全部クラゲ。

 8日に観艦式の第1回予行があるのだが、その割には閑散とした横須賀基地。
 手前が『ひゅうが』。奥が『くらま』。
 ちなみに今回の観艦式、かろうじて8日の予行にこの『くらま』で行けることになった。
 いつもなら本番、しかも乗艦券は2枚とかもらえていたのに、今回はこれが精一杯。
 噂では関係者用の乗艦券がほとんどないということだが、キャパシティそのものは前回と変わっていないはずで、一体どこに消えているんだろう?

 左:出航前に軽くレクチャー。
 右:その後、いつもの通りエレベータで甲板へ。

 左:そして米軍基地の横を通って出港。さてこの中に何隻艦艇がいるでしょう?
 右:『ブルーリッジ』の正面顔。あんまり撮れないので珍しい。

 左:港から出てみたら、結構艦艇が泊まってる。どうやら『ひゅうが』の出港を待って入るらしい。
 右:そしてやっぱり『ひゅうが』の出待ちをしていた『いせ』。生いせ初めて見た。

 左:『うみぎり』。
 右:『ひゅうが』が出港したのを見て横須賀港に向かう『いせ』。

 すれ違う『うみぎり』と『いせ』。

 左:このやぐらは待機中の多分海洋観測艦『わかさ』じゃないかと……。
 右:やっぱり待機中の『あさぎり』。
 で、この『ひゅうが』、本気で横浜まで2時間半かけるつもりらしく、とてつもないのろのろ運転をやっている。
 どのぐらいのろのろ運転かというと、動いているのに艦首が波を切る航跡が全くでないぐらいののろのろ運転。
 間がもたないので艦内を回ってみるが、こっちも操縦室ぐらいしか見どころがない。

 左:ダメージコントロール席。他の艦と変わんないな。
 右:丁度「小火災発生」という訓練をやっていた。

 あまりに飽きたので、何か作業をしていたコンテナタンカーを写してみる。

 ふと気付くと補給艦『ましゅう』が併走していた。
 多分木更津に行くんだと思う。

 小型タンカーとすれ違う『ましゅう』。
 実は『ましゅう』は3キロほど離れた所にいるんだけど、それでもこのスケール感。

 バウが見える程船首が持ち上がった状態で走ってる船がいた。
 大丈夫か? どうしてそうなった?

 で、やっとベイブリッジが近付いてきたと思ったら、今度はこの巨大コンテナタンカーの出港待ちのため停止する羽目になった。

 左:西日に炙られながら待つこと数十分、やっとコンテナタンカーがすれ違っていく。
 右:華麗なドリフトで去っていくタンカー。日本の海運を支えてくれてありがとう。
 でも願わくば、もう少し機敏に出港してくれるとありがたいんだけど。

 ベイブリッジ。
『ひゅうが』を見た船がみんな端っこによけている。

 左:やっとベイブリッジをくぐり……。
 右:大桟橋へ。『くにさき』がすでに泊まっていた。

 氷川丸とマリンタワー。
 座高の高い船からじゃないと撮れないアングル。

 ランドマークタワーを遠くに見ながら、もやい取りのために待機する乗員。
 真ん中の背の低い人は女性。
 で、無事入港。
 何というか、こんなに退屈な体験航海は初めてだった。

 左:並んでいる『くにさき』と『ひゅうが』。形は似ててもできることは全然違うから、良い子のみんなはこれを見て「空母が2隻」とか言わないように。
 右:『くにさき』は陸自の車積んでた。

 おもむろにクレーン車で何か降ろし始めた『ひゅうが』。なんだろうこれ……。
○おまけ

 艦内でもらったうちわ。
 このセンスはどうしたもんか……。
○おまけ2
「続きを読む」から、ベイブリッジをくぐる『ひゅうが』の動画が見れます。



 ど真ん中におっさんの頭が映り込みっぱなしなのは大目に見てください。

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