この度念願叶って、人間部屋と鳥部屋を分離できることになった。
新居の広さは2LDK、インコ7羽と人間様ひとりには若干広すぎる気がしないでもないが、そもそも全体の広さが50平米ちょっとしかない上に、1部屋は構造上エアコンがつけられず物置確定なので、まあ妥当かとは思う。
で、11月に引っ越し予定のため、部屋の整理をしているのだが、なにしろ今のアパートも長いので奇妙な物がいろいろ出てくる。
中でもいちばん奇妙なのがこれ。
祖父が中国で拾ってきたとかいう瓦。
祖父は共同通信の無線技師で、戦前中国や満州に行っていたらしいので、その時の物だと思う。
多分実家から引っ越した時に持ってきた物だが、なぜ持ってきたのか分からない。
というか漢宮殿て何だ。検索しても漢宮大飯店しか出てこないんだけど。
実はずっと押し入れの奥にしまいっぱなしで、開けるのは初めて。
ちなみに包んでいた新聞紙は1969年の日経新聞。
真ん中のくぼみは何かはめ込んであったんだろうか?
両側になんか漢文が刻んであるが、漢文苦手なので読めない。とりあえず嘉慶19年というのは西暦でいうと1814年になる。
というか貼ってある赤い札はなんだ。実は拾ったんじゃなくて誰かの収蔵品だったってこと?
表面の上側にも文字。多分呪文じゃないかと。
……結論として「瓦」という以外何も分からなかった。
しかし祖父も良くこんな物をわざわざ中国から持って帰ってきたものである。
とりあえずお前の何千倍も古い瓦だよ。
まだ頭直ってないね。
古い瓦
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