くらまの退院がのびてしまった。
午前中に病院に電話をしたら「エサも食べて動き回っているので、大丈夫だと思います」という話だったので、雪が小降りになる夕方を待って引き取りに行ったところ「すみません、午前中は元気だったんですが、午後になってなんだか状態が悪くなってしまいまして……」という申し訳なさそうな先生の言葉と共に、またエサも食べずに眠り続けるくらまの姿があった。
天気も天気だし、これで無理に連れて帰っても良くないことは眼に見えているので、もう1日入院させておくことにした。
血液検査や細菌検査等ができれば、なぜ急にこうなってしまうのかの原因も恐らく分かると思うのだが、なにしろ体重が減りすぎていて、身体に負担がかかる検査を一切できない状態なので、先生ももう困惑してしまっている。
そして人間様も懐が非常に厳しいぞ。
さて話は変わって、現在、我が家のインコ団地はこういう形になっている。
真ん中の長門のカゴの上にくらまのカゴを置いていたのだが、くらまの療養プラケースを団地とは別の場所に設置したため、くらまのいたスペースが空いてしまった。
そこで、3段重ねになっていたチャンドラのカゴを長門の上に置くことにした。
そして数日後、チャンドラの左の翼がなんだかボソボソになってきているのに気づいた。
翼の縁が不自然に毛羽立っている。
左の風切り羽が歪んでいる。
一体どうしたのかとチャンドラを見ていたら、羽繕いの時に自分で噛んでこんな風にしている。
どうやら、嫌いな長門がすぐ下にいることに我慢できず、尾囓りならぬ羽囓りに及んだらしい。
しょうがないのでまた元の3段重ねの最上階に戻したら、あっさり羽囓りは止まってボソボソだった羽も次第に元通りになってきた。
……そんなに長門がいやだったか、お前は。
調子が悪い
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