最近、ようやくくらまはすまきから解放された。
といっても投薬(というか投栄養剤)が終わったわけではなくて、甘い栄養剤を自分から喜んで飲むようになったので、わざわざすまきにしなくても手の上に乗せて飲ませることができるようになったから。
そんなわけで、手の上で甘いものもっとちょうだいとねだるくらまを相手に栄養剤を1滴1滴飲ませていたら、ふと、カゴの中のパムがその様子をのんびりと眺めているのに気付いた。
パムとくらまは特に仲がいいわけではないが、悪いわけでもない。直接の接触はメガバクテリアが感染する危険があるのでできないが、そばに寄せるぐらいならまあ問題ないだろうと思い「ほら、くらまだよ」と手の上のくらまをパムのカゴから20センチぐらいのところまで近づけてみた。
すると突然、くらまが姿勢を低くしてパムを威嚇したかと思うと、次の瞬間ぱっと手から飛び出し、ガンとばかりに派手な音を立ててパムのカゴに飛びついたのだった。
人間様も驚いたがもっとびっくりしたのがパム。まさか病気のちっちゃい子にいきなり襲われるとは想像だにしていなかったパムは、文字通りふっとんでくらまから逃げると、人間様がくらまをカゴから引き離した後も(離れないんだこれが)しばらく止まり木に戻ろうとしなかった。
くらま恐ろしい子!
くらま襲撃
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