迷惑な隣人


「……ねえ、あの子なんとかしてくれない?」
 今まで上に乗っていた天敵ぎっくちゃんのカゴがなくなったので、長門はブロッサム、通称ちびころに対して現在無法のし放題。
 何かというと人間様の眼を盗んでブロッサム、通称ちびころのカゴに行っては、嫌がって遠ざかろうとする彼女を追っかけて回っている。
 そんなことやってるくせに、自分のほうが毛引きを再発させてるんだから始末に負えない。

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