「猫侍」を見てきた。
にゃんまげは全く関係なくて、カタブツの侍(乙女座B型)が1匹の猫を手に入れて人生観変わっちゃう話。
もともとテレビシリーズらしいけど、そっちのほうは知らなくて、ネットか何かで見て面白そうだと思ったので行ってみた。
予告編あたりは結構イロモノの印象だったので、その手の物かと思っていたのだが、そんなこともなかった。
いや、渡世人衆が犬派と猫派で抗争してるとか、カタブツ侍が猫の暗殺依頼されて行ったはいいが、ほだされて逆に連れてきて振り回された挙げ句猫萌えとか、どう考えてもイロモノなんだけど、そういうイロモノっぷりを売りにせずにあくまでまじめにきちんと「時代劇」をやっているのが、変なギャップになっていて面白い。
あと、主人公の斑目久太郎演じる北村一輝が、演技がうまいのか下手なのか分からないところが良い味出してた。
猫の玉之丞が場面によって違うのがちょっと気になったけど(玉之丞役には3匹の猫を使い回ししているのだが、1匹が4歳で後の2匹が10歳過ぎているため、明らかに別の猫なのが分かってしまう)。
映画版はテレビとは話にしろ登場人物にしろ全く違っていて、テレビとは無関係の独立した作品という形になっているので、テレビのほうが好きで映画も見る気になった人からすると賛否があるかもしれない。
でも、テレビを見てない人間からすると、このほうが元ネタを知らないというギャップが少なくていいと思った。
にゃんこと侍の映画見てきた
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