努力のたまもの


 キャットボールの中の鈴が取りたくて、数年間こんな風に延々努力し続けている長門。

 ついに取ることに成功した。
 鈴の音が出る部分を噛み潰してへこませて、ボールの間から取り出した模様。
 ていうかもはや残骸。今更ながらにインコのくちばしの破壊力半端ない。

 よっぽど嬉しかったらしくて、今度は鈴を片時も離そうとしない。
 落とすとわざわざ拾いに行っている。
 まあ、努力する喜びを知るのはいいことだと思うよ。インコであっても。

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