山の上で海の創立記念

 横須賀基地の海自創立62周年記念行事に行ってきた。
 空自は陸海自より2年設立が遅かったのを初めて知った。

 今年も会場は田戸台の分庁舎。
 行事では自衛隊の活動に貢献した一般の皆さん(人員募集に協力したとか退職自衛官の再雇用を頑張ったとかそんな感じ)への感謝状贈呈が行われるのだが、田戸台は庁舎が狭いので、該当しない大半の招待者は中で何が行われているかも分からないまま庭で延々立ちんぼのまま待ち続けることになる。
 しかもパーティ料理は仕出しだった。
『はしだて』謹製の料理の時は、海自のメンツにかけた全力料理が出るのでおいしいのだが、仕出し屋にはそんなメンツなどないので素人も分かるレベルで味が落ちる。
 招待者が少ない分、陸自の創立記念行事よりは豪華なのだが……。

 パーティは夕暮れ時。山の上にある田戸台庁舎からは海沿いの町の明かりがきれいに見える。
 ここを宿舎にしていた歴代の鎮守府長官もこの明かりを眺めていたのだろうか……と思ったが、良く考えたらあのへんは田舎な上に最近埋め立てられた場所なので、鎮守府長官の時代はほぼ真っ暗闇なのだった。

 音楽隊の演奏会。
 由佳莉ちゃんに続く2代目ボーカリストの歌唱つき。
 田戸台分庁舎は桜の季節以外は一般公開していないので、この時期、しかもこの時間帯の景色が見られるのはかなり貴重なのだが、とりあえず料理をなんとかして欲しいとは思った。

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