さいそく


 パムが食べてるエサが気になって仕方ないらしい五十鈴。
 言っとくけど、お前が食べてるのと同じだから。
 しきりにそばに行って眺めていたが、ついに我慢できなくなったらしく、直接的な行動に出始めた。

「ちょうだい!」

「ちょうだい!」

「ちょうだい!」
 真正面からばしばし飛びついて催促するので、辟易したパムはとうとう逃げてしまった。
 文鳥って何かにつけてやることがストレート。

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