くらまの様子がおかしくなった。
昼間は元気だったのに、夜になったらこの格好。
は虫類か?
どうやら脚を閉じられなくなっているようで、ちゃんととまろうとしても段々開いていってしまう。
くらまはこれまで卵を3個産んでいるのだが、最初の以外は変形卵もなく、産んだ後も変わった様子がなかったのでちょっと安心していた。
だがもしかすると卵詰まりを起こしたかもしれない。
とりあえずヒーターで暖かくしてやったらあっという間に元気になったが、心配なので医者に連れて行くことにする。
何度かお世話になった救急病院は、はっきり言って鳥に関しては藪だというのが分かっているので、他に急患を受け付けてくれる所はないかと探し、かなり歩くが、鳥専門ではないが小動物や鳥も診るお医者さんを見つけた。
診察時間は終わっていたが、連絡したのが終了直後だったのが幸いしたか、診てもらえることになり、急いで向かったのだった。
結果としては、卵があるが、殻が柔らかい軟卵のため、無理に取ろうとすると内臓を傷つけたりする可能性があって手が出せないとのことだった。
とりあえず元気にはなっているので、経口カルシウム剤を与えて殻を固めて産卵を促すことになった。
家に帰った時には、もう普段と変わらなかった。
暖めるって偉大。
そして家でカルシウム剤を与えようとしたのだが、飲んでくれない。
お医者さんは甘くしてくれたのだが、薬の風味が嫌なのか、隙を見てくちばしにつけて飲ませようとしても頭を振って振りまいてしまう。
しょうがないので羽交い締めにして保定して無理矢理くちばしの隙間から入れたら、今度は飲み込もうとせず、子供みたいにいつまでも口の中に貯めている。
その方がおいしくないのがいつまでも続くと思うんだけど。
やっと飲ませてカゴに入れたら、ひとしきりくちばしをごしごししていた。
嫌だったらちゃんとした卵を産みなさい。
とりあえず、寝せる時にはもう完全に普通に戻っていたので大丈夫そうだが、様子を見てかかりつけの病院に連れていこう。
詰まったくらま
コメントを残す