すみません、朝霞駐屯地観桜会と大英自然史博物館展に行ってきたんですが、寝落ちするため明日書きます。
復活しました。
というわけで、毎年恒例の朝霞駐屯地観桜会に行ってきた。
とはいえ、雨は降っているし寒いし桜はあんまり咲いてないしでこれで外でやるのは地獄だなと思っていたら、幸いなことに屋内で桜の映像を眺めながらの宴会になっていたので助かった。
でも、一般公開で入ってきた人の中には、強引に外でシート敷いて花見をしている猛者もいたけれど。
この写真だと結構咲いているように見えるが、実はやっと1~2分咲き程度といった感じ。
そしてふと思った。
これだけ寒くて天気が悪ければ、花見の人出も少ないのでは?
そうだ、上野行こう。
というわけで、観桜会が終わった後、大英自然史博物館展にリベンジしにやってきた。
一応博物館のサイトで、行列ができていないことは確認済みなのだが(実はこの間は確認していなかった)……。
世の中そう甘くはなかった。
確かに外には並んでいなかったが、展示の前には延々行列。
まあ幸い身動きできないほどではなかったので、人の間を縫いながら見に行くことにした。
でも内容はすごかった。
こういう分野についての日本との歴史と格の差を見せつけられた感じ。まあ相手は世界の覇者として一時代を築いた大英帝国なのだからしょうがないか。
だって展示物がこうですよ。
(注:展示物は一部以外撮影可です)
「恐竜」という存在が科学的に世に出る根拠になったイグアノドンの化石!
印刷技術が発明されてから30年後に刷られたプリニウスの「博物誌」!
……昆虫はともかく、子供の頃教科書や図鑑や辞典で読んだだけの物の現物が実際に並んでいるのだからすごい。
図鑑で読んだだけといえば、こんなものもあった。
人間によって絶滅させられた動物たちの剥製。
上左:ドードー(これだけ模型)。
上右:オオウミガラス
下左:リョコウバト
下右:フクロオオカミ
彼らが絶滅させられる物語も、生物学の本やなにやらで何度も読んだけど、実物を見られる日が来るとは思っていなかった。
リョコウバトとか、どんな鳥だろうと読むたびに想像したりしてたんだけど、きれいな鳥だったんだな。
どうせなら通常展示も見ていこうと思ったら、衛星「おおすみ」を打ち上げたランチャーがあった。
隣に桜の木があったので、時節柄無理矢理両方入れて撮ってみた。
常設展は、旧館の日本についての展示はおもしろかったが、新館はちょっとお子さま受けを狙って展示を単純にしすぎてる感があった。まあお子さまに見ていただかないとしょうがないというのはあるかもしれないけど。
あとシアター360がディズニーランドのアトラクションぽくてなかなか楽しかった。
外には来るたび見ているザトウクジラがやっぱりまだいた。
この時点で時刻は18時。
……今日は20時までやってる日だから、もう1回大英自然史博物館展見ようかな。
さすがにこの時間ならすいてるだろうし。
というわけで、また入場料払って入った。
思った通りすいていたので、今度はじっくり見ることができた。
35.5カラットのターバン用ブローチ。
化石や標本ばかりじゃなくて、こういうものも置いてある。
所有者が呪われていると信じていた(らしい)アメジスト。
どのへんが呪われていたのかは不明。
600年以上前にロンドン塔で展示されていたライオンの骨が堀の中から見つかったって、つまりそれって死んだから捨てられたってことですかね……。
モアの骨と羽。
羽がピリカに似ているなーと思っていたら、生きていた時の様子を再現したCGでの動きがやっぱり3メートルの巨大なピリカだった。
ちなみにこの再現映像、オオナマケモノとかドードーとか、数種類の生物で作られていて、すごくおもしろくて絶対ほしいと思ったんだけど、販売はしないらしい。
しかも撮影禁止だったので写真にも撮れないので、かなり残念。
ネアンデルタール人のDNA。こんなものまであるのか。
ちなみにネアンデルタール人は現代人の先祖ではなく、現在は絶滅した別種の人類。
結局20時の閉館まで堪能してしまった。