お触りフクロウ

 原宿のフクロウとのふれあいスペースに行ってきた。
 ドリンクは紙カップ自販機1杯のみなのでカフェではない。1時間単位の時間制で、まず最初にスタッフからフクロウへの接し方のレクチャーを受けてお触り開始となる。
 フクロウカフェといえば、劣悪な環境のカフェが最近話題になったけど、ここの個体はそこそこ大切にされてる感はある。
 ただ、かなり良く馴らしてあるとのことなのだが、実際には触れられるのを嫌がるのが結構いる。
 まあでも逆にきちんと自分の意思表示ができる状態ということではあるのだと思う。


 展示はこんな感じ。
 止まり木に足をつながれて止まっているスタイル。


 フクロウだけではなく猛禽もいる。これはアメリカチョウゲンボウ。長門ぐらいの大きさしかない。
 手に乗せられるサービスもあるので乗せてみた。ちょっと嫌そうな顔をして噛んだりしてきていたが、頭の後ろを掻いてやったらそのうち少しずつ額のあたりの羽が逆立って、革手袋越しに足がじんわり温かくなってきた。つまりうっとりしちゃったらしい。
 よしよし、身体は正直よのう。


 変な顔になったカラフトフクロウ。
 おとなしくてなでても文句を言わないし、何かにつけて人をガン見するので、ずいぶん人なつこい鳥だと思っていたら、実はものすごく臆病で常に周囲を気にしているからなんだとか。


 ずっと外を眺めていた窓際のハリスホーク。
 人が近づいてもクールに無視するのだが……。


 猫にやるみたいに手を物陰からちょろちょろ動かしてみせると、たちまち「何? 何?」みたいな顔になって一心不乱に追い始める。
 他のハリスホークでもこの遊びは有効で、中にはテンションが上がりすぎて足で飛びついてくるのもいた。


 寄り添って寝ていたメンフクロウ。かわいい。
 ちなみに片方は順化中でお触り禁止だった。

 この手の鳥カフェ系は行ったことがないので分からないけど、結構鳴いている鳥もいたので、環境は悪くないのかなと思う。
 ただ、鳥たちの止まり台が全体的に低いのが少し気になった。
 中には人の膝か腰ぐらいまでしかない台もあったりして、鳥がストレスを感じるし、人間がうっかり当たったりする可能性もあるので危ないのではないだろうか。

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