ピリカの危険な本能

 ピリカにカメラを近づけたら、必死で目をそらしていないふりをしている。


「ここには誰もいない、いない……」

 ピリカは人間様に捕まえられそうな時など、それほど危険を感じていないと縦横無尽に逃げ回るが、こんな風に本当にやばいと思った時には、逆に身を低くして動かなくなる。
 多分、茂みの影などに身を潜める本能が出ているのだと思うのだが、茂みに入るという肝心な部分が抜けてしまっているのが残念でたまらない。

ピリカの危険な本能」への2件のフィードバック

  1. arrk

    せめて部屋の端に逃げてほしい・・・
    残念さがかわいそうでたまらないですね。
    警戒といえばうちの文鳥は窓越しにカラスが飛ぶと、『ゲゲゲッ!』と警戒音を出して伏せます。
    本能的に黒くて大きいものが苦手なんでしょうか。

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  2. 深度測定長 投稿作成者

     やっぱり自然の中で育たないと、本能もおかしな感じになるのかなあと思います。かわいいんですけどね-。
     鳥がカメラを怖がるのは、レンズが狙っているような印象を与えるからだと聞いたことがあります。
     あと、急に動く物がイヤみたいですね。うちのインコや文鳥も、窓の外を鳥が通るとびびります。

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