那須の牧場で牛

那須温泉に来ていますが、旅館にネット環境がないので、帰ってからまとめてアップします。

 というわけで。

 茶臼岳に登りたくなって那須にやってきた。
 とはいえ、ただ茶臼岳に行くだけというのもつまらないので、ついでのどこかで遊んでこようと思って探したのだが、この那須という場所、車での移動を前提としている場所なので、観光施設が広い場所に散在している上に、主要駅や観光地をつなぐバスの便が恐ろしく悪い。
 しょうがないので、茶臼岳へのバスルートの途中にある南が丘牧場に行くことにした。無料だし。
 ……小学生の時に行って以来だな。

 南が丘牧場は設立は戦後すぐの昭和23年。小規模な観光牧場なのだが、入場無料を武器に複数ある大規模な動物系観光施設と今に至るまで互角に戦っている。いるのは日本で200頭ぐらいしか飼育されていないガーンディ牛を始め、馬やロバ、ヤギ、小動物など。マス釣りをしてその場で焼いて食べられたり、ジンギスカンなんてものが日本(北海道以外)でほとんど知られていなかった頃にすでにジンギスカン専門レストランがあったり、家族で半日とか遊ぶのに丁度いい感じ。
 ……なんでこういろいろ書いているのかというと、暑さにやられて全体の写真を撮り忘れていたからだったりする。


 厩舎に生まれてすぐっぽい子ロバがいた。まだ足とかひょろひょろ。
 お母さんの目が優しい。


 しっぽも犬みたいでかわいい。


 うわさのガーンディ牛。


 隣の囲いのロバの群れが突然全力疾走を始めたので、何事かと見るガーンディ牛。


 そして全力疾走が終わって気が済んだらしいロバたち。


 こっちにも子ロバがいた。
 厩舎のと比べるとだいぶ大きくなっている。すごくおとなしい。


 手を出しても逃げないので、頭や首を掻いてやった。
 最初はびくびくしながら掻かれていたのだが、そのうち段々うっとりしてきたらしく、もっと掻いてと首をすりつけてくるようになった。
 かわいいのだが重い。あと爪が黒くなる。


 この古い農具は展示してあるのか放置してあるだけなのか……。


 牧場の中とか、ここに来るまでの道路脇とか、アジサイがたくさん植わっている。
 東京のほうでは完全に花が終わっているが、こちらではまだまだ盛りのようで、やっぱり気候はかなり違うらしい。


 アヒル池のアヒル。盛んにこちらを見上げてくるので何かと思っていたら、エサを近くで売っていた。
 そして周囲にはおこぼれ狙いのスズメもうろついている。

 そんなこんなで2時間ばかり堪能してから、茶臼岳に向かった。
 今日は那須温泉で一泊予定。


 バス停で降りたら神社があったので寄ってきた。
 その名も温泉神社。すごく分かりやすいが、9世紀にはすでに成立していた由緒ある神社らしい。
 これはその名も「生きる」という樹齢800年のケヤキ(だったか?)のご神木。


 境内からは殺生石が見える。

 気温は低いんだけどなんだか蒸し蒸しして疲れてしまった。
 あと、南が丘牧場も那須温泉も、小学生の頃の記憶とほとんど変わっていないのがある意味すごい。

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