風邪で先週熱を出していたのに、この陽気に朝5時半起きで陸自の観閲式に行ったら案の定また体調が悪くなったので、明日書きます。
関東圏の地本ゆるキャラが大集合してたが、正直、他に金の使いどころがあるだろうという気もしないでもない。
というわけで復活した。
本来ならば陸自の観閲式は3年ごとなので、前回2016年の次は来年なのだけど、観閲式の会場になっている朝霞訓練場は2020年のオリンピックで射撃の会場に指定されてるため、来年からその整備で使えなくなってしまう。
なので、通常なら観艦式だった今年と観閲式を入れかえるというイレギュラーな実施になっている。
開始時刻は10時半だが、9時半過ぎにはもう受閲部隊が入場してくる。
ちなみに今回もカメラはCOOLPIX P900。
全部隊の最後に陸海空合同音楽隊が入場。
若干明度を上げてあるので奥の海自、真ん中の陸自新制服、手前の空自の色合いの違いがはっきり分かるが、野外では特に海と陸の区別がほとんどつかない。
袖口に派手な金の模様が入っているのが海自。
ちなみに、後ろのバッグを抱えた部隊は防衛医大生。
各自衛隊の偉い人やら議員のセンセイやらがバスで大挙して到着。
ずらりと並ぶ観光バスがかなりシュール。
観閲式指揮官が入場したので栄誉礼。
左の写真に写っている小柄な学生集団は高等工科学校。右が防大。
そういえば、近くの席に、「私にはミッションがあるから」とか言いながら超巨大ズームレンズでひたすら防大生を連写し続けているおばさんがいて、少々というかかなり気持ち悪かった。
だって、式典に出席しているただの大学生を、赤の他人の中年女がズームで数百枚も連写してるんだよ。私が親だったらもう学校行かせたくない。
そもそもなぜ並んでいるだけの学生を連写する必要があるのか……。
儀仗隊から栄誉礼を受ける総理と……防衛大臣……?
ところで、今度の防衛大臣て何やってた人なんだろう?
今気付いたけど後ろの観客席に海外の武官がいっぱい座っている。
この後、総理の長い巡閲とか総理の長い訓示とか総理の長い部隊表彰とかを経た後、ようやく行進準備のために一旦退場する部隊の皆さん。
観閲台の正面に見事に着地。
ちょっと転んだみたいに写っちゃってるが、ちゃんと着地している。
空挺がパラシュートを片付けて退場すると、音楽隊を先頭に観閲行進が開始される。
今回、対ゲリラ装備の部隊(普通科部隊の中の対ゲリラ部隊。覆面で有名な特殊作戦群とは違う)も行進していたのだが、全員の頭の上に暗視ゴーグルがぴょこっと飛び出しているのがものすごくシュールだった。
習志野空挺団。
水陸機動団のおかげでちょっと影が薄いけどがんばれ。
空自。
そういえば、海自はゲートルつけてるけど空自は本当に平服に銃担ぐのね。
こうやって見るとUS2ってかなり細長いんだな……。
船の機能も持ってるんだから不思議ではないか。
空自の戦闘機はもっと飛んだんだけど、スピードが速すぎて追えない祭りだった。右が噂のF35。
車輪を出しながら超低速で上空を通過するデモンストレーション。
なんか脚長くない?
米軍からも祝賀飛行と祝賀行進があった。
祝賀飛行はいつものオスプレイ。
陸上は、日米双方の水陸両用車が並んで走る演出だった。
手前が米軍。奥が陸自。
これで観閲式は終了。
後は太鼓や音楽のアトラクションと装備展示を見て帰ろう。
……と言いつつ自衛太鼓と高等工科学校のドリルは客席が混みすぎて近づけなかった。
これは米軍の音楽隊。
そして展示品装備の場所でも今年はミニコンサートをやっていた。
(そのかわり塹壕はなかった)
安定のというか、代わり映えのしないというか、まああまり奇をてらうものでもないのでこれはこれでいいのだが。
そういえば、16式機動戦闘車(21台)と戦車(数忘れた)の物量に圧倒されていたけど、よく考えたら今年は土木機械や偵察用といった支援部隊車両が割と多かったような気がする。
支援車両も面白いんだよね。
○おまけ
自衛隊グッズにしてはセンスのいいフェイスタオルがあったので、思わず買ってしまった。
刺繍の絵柄がワンポイントで入っているだけなので、どこにでも持っていける。しかも安定の今治製。
「いずも」と10式の2種類。