突然だが、宮島に遊びに来た。
内陸にあったので厚木基地だと思って写真に撮ったのだが、Googleマップと比べてみたら全然滑走路のレイアウトが違っていた。
どこを撮ったんだろう。
宮島は確か東日本大震災の年に岩国のついでに来ている。
あの時も干潮だったが、今回も干潮だった。
まあいいんだけどさ。
頑張って朝4時半起きで早い飛行機に乗ったのに、空港からのバスを間違えたり、電車を間違えたりして、結局宮島についた時は13時を過ぎていた。
とりあえず穴子飯と焼きガキで腹ごしらえをしてから厳島神社に向かう。
そして今回も野良鹿。
注意書きの看板には、餌をあげたり近づいたりなでたりしないでくださいと書かれてあるんだけど、ほんとどこにでもいるしほんとに人間を避けないので、餌付けはともかく近寄らなかったりなでなかったりするのはまず不可能。
とりあえず干潟に降りて鳥居をくぐってみる。
前もやったような気がするなこれ。
そしてふと下を見ると、潮だまりにはヤドカリがうじゃうじゃいた。
思わずちょっかいを出して遊んでしまった。
今回はお社の中にもちゃんと入った。
これは社の隣の五重塔。緑と青空との対比がきれいなので撮ってみた。
能殿。
上から変な赤い棒が出ているのは、夕方からゆずのライブがあるとかでいろいろと付け足されているため。
で、お社の隣には不動明王や弁財天やらのお堂がある。
何というわかりやすい神仏混交。
ロープウェー乗り場へ行く途中に見かけた鹿の尻。
ちなみにロープウェーはまたも行列していたのであきらめた。
これ本気で乗ろうとするなら朝いちとかでないと駄目だな。
あきらめて降りてくる途中の景色。
確かホテルの庭だったと思う。
まだ少し時間に余裕があったので水族館にでも行こうかと思っていたら、ちょっと高いところに割と大きめな山門があるのを見つけたのでそっちに変更。
真言宗の大本山で大聖院というお寺だったらしいのだが、阿形の隣に妙な前衛彫刻があったり、至る所に観音様とかお地蔵様とかが土地を埋め尽くす勢いで置いてあるのだが、おかんが買ってきて玄関に置きまくる旅の記念品のごとくまるで形式が統一されてなかったりとか、マニ車があったりとか、なんだか不条理の世界を見せられてる気になってくる。
そんなわけで若干困惑しながら戻ってきたのだが、歩いているとよく見かけるのが、この空き缶を加工して作った風車。
静かな通りでかすかにカラカラ音を立てながら回っている姿はなかなか風情がある。
鳥居まで戻ってきたら、いつの間にか潮が満ちてきていた。
そうそう、これが見たかったんだよ。
少し前まで乾いていた砂浜にひたひたと迫る海。
みんな岸壁からこの様子を眺めている。
確かに、ずっと見ていたい神秘的なものがある。
日が沈む頃、フェリーに乗って島を離れた。
こうやって見てみると、黒っぽい樹木の中での赤い鳥居の目立ち方半端ないな。
……次こそはロープウェーに乗りたい。
そしてフェリー乗り場で餌待機していたアオサギ。
お前、海にもいるのか……。
○おまけ
つい買ってしまった。
だってかっこ良くない?