手の上の2羽。
ものすごく押しあってる。
文鳥どもは気合い勝負みたいになっているが、2羽分のふわふわお腹が手に当たるので人間様はちょっと幸せ。
最近は五十鈴が強くなって、ちょっと気にくわないとすぐいずもに取っ組み合いを仕掛けるので、五十鈴が人間様の肩にいる時などいずもは遠巻きに見るだけで近づいてこないこともある。
いずもかわいそうに……とちょっと思ったのだが、もしかすると五十鈴のほうこそ、いずものずうずうしさに対抗するために強さを身につけざるを得なかった被害者なのかもしれない。
……いやそれは絶対ないな。