チャンドラ危機一髪

 実は昨日チャンドラがちょっと危なかった。
 気付いた時には両脚が握った形のまま完全に麻痺し、動けないままカゴの床に転がっていた。
 これはもうダメかと手の中に抱いてやったところ、しばらくしたら麻痺が治ってまた止まり木に止まれるようになった。
 どうやら低体温症を起こして、羽毛のない脚がやられてしまったらしい。
 暖突で上から暖めていたのだが、暖突は表面温度が高くなるため、用心のために少し離していたので、暖めきれなかったのかもしれない。
 しかし、94歳で死んだ祖母も、晩年が近くなると時々低体温で朦朧としていたが、鳥も人間も年を取ると同じような症状になるのだろうか?
 でもブロッサム、通称ちびころは最後まで普通だったな。

 そんなわけで、しばらくエサも食べなくなってしまったので、とりあえずカロリーを取らせようと普段は制限しているヒマワリの種を食べたいだけ食べさせたら、どうやらおねだりすればヒマワリがもらえると思ったらしい。
 人間様がカゴに近づく度にこんなになってヒマワリを催促してくる。


「ヒマワリー!」

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