ぐだぐだ花火大会

 土浦全国花火競技会に家族と泊まりがけで行っていたため、まとめてアップします。

 というわけで、昨年は花火ガラで観客が火傷して序盤で中止になってしまった土浦花火大会。
 今年も何というかぐだぐだな感じに終始したのだった。

 今回、撮影にはデジカメではなく、花火写真に定評のあるGoogleのPoxel 3aを使ってみた。
 感想としては、最終的に物をいうのは撮影タイミングと構図というごく当たり前の結論に行き着いたが、逆に言えば、この2つさえなんとかできれば素人でもそこそこの花火写真が撮れてしまうわけで、テクノロジーの底上げ力恐ろしすぎる。


 とりあえず試し撮りの夕焼け。
 似たようなグレーの階調の中で、雲の立体感もそこそこ潰れず表現できている。
 以下花火。




 ここまで夜景モード。
 スマホの小さな画面では気付かなかったが、PCの大きな画面で見てみるとなんだか異様に立体感が強調されている。
 この強調され具合、どこかで見たことあると思ったら、ハッブル望遠鏡が撮影した星雲の写真だった。

 夜景モードは早い話が長時間露光&合成なのだが、環境によってはシャッターを押してから露光が開始されるまでに長い時で1秒程度の間が開くため、シャッターを押し損ねたかと思って動かしてしまって失敗するパターンが割とあった。
 地味にこれがイラつくので、途中から普通の撮影モードで写すことにする。






 ここで今度困ったのは煙。
 どうやっても煙が花火に写り込んでしまうのだ。しかも肝心の花火を隠す勢いで明瞭に。イオンモールの仕掛け花火なんて、煙が写りすぎてロケット打ち上げたみたいになっている。
 多分、撮影したのが桟敷席で、丁度花火の光を反射する煙を間近で捉える位置になっていたからだと思う。遠くからだと煙の明るさも落ちるので、このような羽目にはならないと思われる。
 あと、通常モードだと拡大した時にやっぱり夜景モードよりピントが甘く画像も粗い。
 うーん、これはどちらで撮影するか、悩みどころだな。

 花火大会の方は、花火ガラが観客の方に落ちて中断→再開→花火の一部が開かないまま落ちて安全確認のため中断→危険地帯にいる客を移動させるため中断延長→再開→危険地帯の客がどかないためスターマイン中止→単発打ち上げのみ再開→時間切れでいきなりフィナーレ、という次第だった。
 少なくとも、対岸から見ている限りでは、去年のように風に流されて想定外のところに花火がぶっとんでいったという感じではなかったのだが(破片の落下地域はプログラムに記載されている打ち上げ範囲内におさまっているように見えた)、まあ、第三者に真相が分かる事は永久にないのだろう。
 しかし2年続けてトラブルとか、来年以降はどうするんだろうか?

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