山種美術館と国立博物館に行ってきた。
山種美術館はこれ。
アニマルパラダイスの名の通り、ひたすら動物の日本画ばかりを集めた展覧会。
メインはこの猫だが、他にも犬とかアヒルとかフクロウとか鶴とかウサギとか牛とか馬とか猿とかカエルとか、ふわふわもふもふにあふれていてかなり見応えがある。
個人的には川合玉堂の猫が良かった。
動物を堪能した後は、安土桃山を堪能しに行く。
いかにもメインビジュアルという感じの唐獅子屏風だが、実はこれが展示されるのは11/3の後期から。なので今行っても見られない。
展覧会には景表法なんて適用されないだろうけど、実際には展示されていない物をさも展示しているかのようにアピールするのは(注釈がものすごく小さい事も含めて)、ぶっちゃけ結構悪質だと思う。
そろそろこういうやり方は改めた方がいい。
内容は、うん、安土桃山だった。
このあたりは日本史でも有名な時代だし、出てくる名前も知っている物が多いので楽に見られる。
家康と秀吉の書簡が並べてあったんだけど、家康の方が字が下手なのがちょっと笑った。
あと、秀吉の方は、妻のおねに息子のひろい(秀頼)が生まれた報告をしているらしいんだけど、もうひたすらひろいひろい言ってて親馬鹿感が炸裂してるのも面白かった。