今のヴェガは足が悪くて踏ん張りがきかず、止まり木からだとエサを食べにくいので、下の止まり木を撤去してエサ入れと水入れを床に置いてやることにした。
ヴェガ本人も、床にいる方が底網に足を引っかけて安定させることができるので楽なはずなのだが、たまにどうしても止まり木に止まりたくなるらしくて、残しておいた上の止まり木に頑張って上がっている。
が、上がったら上がったで今度は床に降りられず、そのうちお腹がすいてくると、エサ入れと人間様を交互に見ながら悲しそうに鳴き始める。
もちろん、手に対して恐怖心を抱いているヴェガを手に乗せて降ろしてやることはできないのだが、放っておくといつまでも鳴いているので、根負けしてカゴの扉を開けてみる。
すると、やはりというかけたたましい悲鳴を上げながら床に落ちるのだが、そのままのそのそエサ入れに行き、何事もなかったかのようにエサを食べ始める。
まあ本人がそれでいいならいいけどさ……。
気の毒とは思いつつ、笑ってしまいました。
自落すればいいだけだと思うのですが、「儀式」が必要なんですね。
多分自分で落ちる勇気はないんだと思います(笑)。