連休になったので熊野詣でをすることにした。
大阪からのアクセスが割と良かった高野山と違って、熊野は大阪からも名古屋からもかなり行きづらい。
いろいろと調べてみたら、南紀白浜空港から本宮大社に出ている直通バスを使うのが一番短時間で行けそうだったので、そのコースを選択することにした。
そして関西国際空港に到着しました。
南紀白浜空港が荒天で、1時間半もかけて2回も着陸やり直しをしたが降りられず、結局ここに連れてこられたのだった。
航空会社が白浜駅までのバスを用意してくれたが、空港に着いた時点で10時半を回っており(本来は8:25に南紀白浜空港着の予定だった)、バスの出発が11:30過ぎ。さらに関西空港から白浜駅まで2時間弱かかるため、どう考えてももう今日はどこへも行けない。
まあ空港に降りられなかったことでもわかるとおり、結構な風雨で、どこに行っても過酷な経験をするだけではあるので、それほどがっかりはしなかったけど。
むしろ、本来乗る予定のなかった白浜駅からホテルのある紀伊勝浦駅まで、1時間半のきのくに線普通列車の旅を満喫してしまった。
全く来る予定のなかった白浜駅。
同じく串本駅。
最南端は沖縄と思われがちだが、実は沖縄は「最西端」で、南端はここになるらしい。
ここは有名な橋杭岩がある。
荒天で白波打ち寄せる橋杭岩という、あまり見れないものを見るチャンスでもあるので、降りるかどうか相当迷ったのだが、結局安楽を求める心に負けたのだった。
でも、線路と現地の位置関係から、もしかすると電車からも見えるかもしれないと狙っていたら……。
見えた!
ここから見ても結構な迫力だな……。
白波は打ち寄せてないけど。ここ湾だから波がないのか。
そんな感じで、なんだかそれはそれで楽しんだのだった。
○おまけ
せっかくなので、関西国際空港で前からほしかったそらやんのぬいぐるみを買った。
白浜駅にいたパンダ特急。
目が光ってる。