本日は伊勢。
伊勢神宮を始めとする神社巡りをする。
まだ平日だし、それほど混まないだろうとは思うものの、念のために8時前に行動開始。
外宮に行く前に、ホテルの近くにあった月夜見宮と、その隣の須原大社に行ってみた。
写真は月夜見宮。
月夜見宮は外宮の別宮、須原大社はそれより古いこのあたりの産土神。
須原大社の人の話では、月夜見宮もそもそもは須原大社同様、土地神を祀っていた神社だそう。
外宮の立て札の上でイソヒヨドリがドヤ顔をしていた。
うちの近所では夜中の3時ごろまで鳴き声が聞こえてくるんだけど、いつ寝ているんだろう。
外宮。
前に来たのは式年遷宮の年だから、9年前かあ。
いつの間にかそんなに経っちゃったのか。
ひととおり回ってから内宮に移動。
外宮と内宮はバスで行けるのだが、コロナの影響か大幅に減便されて、大層不便になっていた。
……と思ったら臨時便が大幅増便されていた。
ただ、同じ外宮と内宮を結ぶバスでも、停留所3つほどの最短距離のものと、倍以上時間がかかる大回りのものと、複数あって、うっかり時間がかかるものに乗ってしまうとかなり予定が狂う。
今日から連休にかけて、雅楽を公開しているとのことで、色鮮やかな舞台ができていた。
赤い飾りが新緑に映えてきれい。
五十鈴川の手水場。
大雨の影響でずいぶん水かさが増しているが、水そのものは澄んでいる。
これは前に来た時には気づかなかった橋。奥に別宮がある。
朝でまだ行きかう人がまばらなせいか、鳥やカジカガエルがあちこちで鳴いているのが聞こえてきて楽しい。
これから人が多くなってくると、鳥は森の奥に行っちゃうし、カエルは黙っちゃうからね。
眠そうな神馬。ずいぶん目が大きくて優しい顔をした馬だった。
写真を撮っていたらガン見されたけど、耳を見る限りではのんびりとくつろいでいるっぽい。
そろそろ出ようかな……と思っていたら、雅楽が始まるらしくて衣装を着た人たちがやってきた。
興味がないわけではないけど、そこまで見たいものでもないのでそのまま移動しようとした所で突然コンタクトにゴミが入って涙が止まらなくなったので、これはまあ引き止められているのかもしれないと思って見る事にした。
でも雅楽って越天楽ぐらいしか知らないんだけど。
見る事にはしたものの、舞台の近くは人がいっぱいなので、数十メートル離れた所から眺めている。
写真もデジタルズームぎりぎりなので、ちょっと画像が悪い。
前の方の人たちが次第に立ち去って隙間が空いてきたので、舞台前に移動して引き続き撮影。
なんだかんだで30分以上やっているので、全部見ていると次の予定が間に合わないというのはよくわかる。
これは蝶に扮した巫女さんが舞う「胡蝶」という舞。
きらびやかできれいだったし、意外とわかりやすかった。ちょっと雅楽の敷居が下がった感じ。
もしかすると一般向けに分かりやすい舞を選んでいたのかもしれないけれど。
とまあこんな感じで寄り道をしたり、途中で伊勢うどんを食べたりしながら、猿田彦神社と月讀宮まで足を延ばす。
月讀宮は朝に行った月夜見宮と名前も祭神も同じ。月讀宮が建った後に、月夜見宮にそれまでの祭神にかぶせてツクヨミノミコトを祀らせたので、結果としてダブった、とかなのかもしれない。
写真を撮り忘れたので、御朱印の写真で代用。
大きな神社って大体こんな感じで、見返しても楽しくないのよね……。
なおバスがなかったので、猿田彦神社と月讀宮の間は、片道20分ほど歩いて往復している。
平坦な道なのでそれほど大変じゃないけど、日陰がないので真夏はやめたほうがいいかも。
そして最後にちょっと足を延ばして、二見浦の夫婦岩までやってきた。
交通機関としては、伊勢市から電車で20分もかからないのだが、駅から夫婦岩までやっぱり20分ぐらい歩く羽目になった。
そこまでしても来たのは、実は夫婦岩じゃなくて隣にある水族館、伊勢シーパラダイスを見たかったからなのだが、本日の閉館時刻が16時半。
到着時点で16時を回っていたため、あきらめざるを得なかった。
でも歩道橋の上から、屋外エリアで岩の上に乗っているオットセイが丸見え。
なにこれ楽しい。ちょっと見ていよう。
岩の上で寝ていた1匹に、どうやら自分も岩に乗りたいらしいもう1匹が因縁をつけ、もめ始める2匹。
この後、プールに落ちたほうを追って、因縁をつけていたオットセイも派手にプールに大ジャンプ。
水中でも延々もめ続けていた。
うーん、シーパラダイスは残念だったけど、とりあえずいろいろ見た気がする。