道端でメジロを拾った。
近くのビルのガラスにでもぶつかったのか、道の真ん中でふくらんで目をつぶってじっとしていた。
どうやら怪我はしていないようなので、拾って両手に包んでいたら、しばらくして目を開け、こちらをガン見したり首を回してきょときょとしたりし始めたので、人目につかない日当たりのいい植え込みに置いてやった。
顔の前に指を出すとかぷかぷ噛んでくるくせに、首の後ろを掻いてやるとちょっと気持ちよさそうに目を細めるのがかわいかった。
植え込みの中のメジロ。
この頃にはもう自分でぴょいと跳ねて手から降りるぐらい回復していた。
夜に様子を見に行ったらもういなかったので、どうやら良くなって飛んでいったらしい。
メジロなんて触ったの初めて。マメルリハの3/2ぐらいしかなくて、ふわふわして小さかった。
でも目つきは結構悪かった。