晩秋のバラと庭園

 母親と妹と旧古河庭園に行ってきた。
 最初は六義園に行く予定だったのだが、急遽母親の気が変わったのはここだけの話。

 旧古河庭園は、元々古河財閥の持ち物だったのが、戦後困窮した古河家の税の物納で国有財産になり、その後庭園として一般公開されたもの。
 明治の建築史には大抵名前が出てくるジョサイア・コンドルが設計した洋館と、洋風のバラ園、和風庭園を併設する。
 丁度今の時期は、秋のバラと紅葉のイベントが行われている。


 入口とか撮り忘れたのでいきなりバラ園から。
 みんな太陽の方向を向いてた。


 春のバラみたいに成長期ではないので、勢いよく無数に咲いている感じではないけれど、つぼみを間引く事でひとつひとつの花を大きくする工夫をしているのが伺える。


 洋風庭園はこんな感じ。
 まあ良くあるタイプ。


 洋館。中には喫茶室があってお茶できる。


 その名も「クイーン・エリザベス」というバラ。


 ブルームーンだったかな……?


 緑色のバラ。


 で、洋風庭園からさらに一段下がったところに、今度は池つきの広い和風庭園がある。
 紅葉がいい感じ。


 東京ではファッションでしかない気がする雪つり。


 この巨大な石灯籠を何に使うのか、妹が不思議がっていた。
 多分ちょっと幽玄チックな池の夜景を楽しむんじゃないかな。


 小さな茶室もある。


 椿と紅葉と常緑樹。

 六義園にも行った事がある妹によれば、こっちの方が良かったらしい。
 確かに東京とは思えない閑静でいい庭だった。しかもこれで入場料は大人150円(ただし洋館は見学料別途400円)なのだからすごい。

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