明智平リベンジの日

 1/14、15と奥日光に行ってきたので、まとめてアップします。

 というわけで唐突だが、奥日光に行ってきた。
 本当は5月の連休に恐山と温泉に行く予定だったのだが、乳ガンが見つかってこの時期は大人しくしている羽目になりそうなので、じゃあ今のうちに勝手知ったる日光にでも行ってこようかとなった次第。
 去年見れなかった明智平にもリベンジしたいし。

 東武日光駅到着は朝9事半。気象情報では曇りと出ていたので今回も無理かと思ったのだが、雲が高くてふもとからは男体山とかもくっきり見えていたので、上がってみることにした。
 まあ駄目だったら中禅寺湖で遊ぶか、また下に戻ってどこかをうろうろすればいいし。
 しかし暖かい、暖かすぎる日光。
 例によってカナダグースのダウンを着ていったら暑くてたまらない。
 でも奥日光はきっと寒いし、15日は天気が崩れて気温も急降下するみたいなので、我慢なのだ。


 見えた!
 やっぱり雪少ないな……。


 明智平からしか見れない白雲の滝は、完全な氷瀑になっている。
 この滝も昔は遊歩道で近くまで行けたそうだけれど、今はこうやって遠くから指をくわえて眺めるだけ。


 これは中禅寺湖とは反対側、朝霧に沈む関東平野。

 どっちも素晴らしい風景なのでいつまでも見ていたかったが、いつまでも居座っていたら不審人物になってしまうので、ほどほどで諦めた。
 次はどこへ行こうかな。
 そうだ、やっぱり去年大雪で行けなかった立木観音に行ってみよう。


 来た。
 曇っているのにこんなに風景がくっきりしているのは、湿気が少ないからだろうか?
 上空風強そうだけど。


 立木観音に行く途中からしか撮れない湖に映る男体山。


 このオオバンたちは羽毛がもっもこなのか、中身がデブなのあ、どっちなんだろう……。


 湖にたたずむオオバン(矢印)と奥日光の連山。

 とかくだらないことをして遊んでいたら、時間もそろそろ15時過ぎ。
 それでは宿泊先の湯元に向かおうか。


 ……の途中の三本松で途中下車。
 いや、一度この三本松茶屋に来てみたかったのだ。
 単なるレストラン&土産物屋なんだけどね。明治4年創業の。


 そして店から道路を隔てて徒歩1分の所に、戦場ヶ原の展望所が設置されている。
 ……中禅寺湖の曇り空が嘘みたいに晴れてるな……。


 そしてまだ16時にもなっていないのに、この影の長さ。
 さすがにこのあたりになると、標高も1400メートルを越すので雪が多くなってきた。
 でもやっぱり全然寒くない。


 展望所からは、装備のない素人さんも楽しめる100メートルぐらいの木道が整備されている。
 もっとも見ての通りの状態なので、ヒールつきのスニーカーとかオシャレブーツとかで行くのはやめたほうがいい。

 20分ぐらい遊んで次のバスに乗るつもりが、雪を堪能したりここだけの名物のイチゴアイスを食べたりしていたら、1時間もたってしまった。
 でもここ、戦場ヶ原の反対側にも、自然遊歩道があるみたいなんだよね。
 まら来たらそっちに行ってみよう。今度は雪のない季節に。

 そんなこんなで気ままに楽しみながら湯元に到着。
 最期にいつもの温泉寺から源泉を見て、ホテルに行こうかな。


 温泉寺は冬には無人になるので、最低限の雪かきしかされていない。


 源泉には、いやに大きな鳥が木にとまっている。
 なんだろうあれ……猛禽の類かな。


 !?


 鳥じゃない、サルだ!


 気付けばあっちこっちにニホンザルがいた。
 源泉から出る通り道の真上に陣取っているので、無事に通り抜けられるのか不安になったが、人前に平気で出てくるのことだけはあって人間の存在に慣れているらしく、道の端っこをそろそろ通り抜けたらちらっとこっちを見たきり後はスルーだった。


 枝を折っては皮を剥いで食べている。


 すごい毛のボリューム。

 サルは日光で何度も見たけど、こんな近くで何かしているのに出くわしたのは初めて。
 面白いなあ。

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