静岡プラモ祭り

 5/13にタミヤ本社の見学と静岡ホビーショーに行きましたが、寝落ちしてしまったため後追いでアップします。

 というわけで、タミヤの見学と静岡ホビーショーに行ってきた。
 なぜ行くことになったかというと、日本に里帰りした可動する75式軽戦車を見たかったから。
 実はこの主催者とは知り合いで、里帰りのクラファンにも参加したのだが、リターンのお披露目式に行かれなかったのだった。
 その後、静岡ホビーショーで展示すると聞いたので、それは是非見に行こうとなった次第。
 で、たまたまホビーショーのサイトを見ていたら、新宿発でタミヤ本社見学経由でホビーショーというバスツアーがあったので、参加したのだった。
 ……ツアーの内容が内容なので、他の参加者がみんな親子連れとかだったら浮きまくるなあとちょっと心配だったのだが、蓋を開けたら全員おじさんおばさんとオタクの人だったので安心した。


 タミヤ本社の見学。外の写真を撮るのを忘れたので、いきなり展示から。
 これはプラモの原型をどうやって作るかの説明とサンプル。

 タミヤは製品はもちろん、パッケージに至るまで自社制作にこだわっているということ。
 なので、製品イラストも自社のデザイナーが描いている。


 16式のパッケージイラスト。


 原画。


 描いている所も見せてくれた。


 現在発売されている商品を展示したショールーム。


 晴嵐はやっぱり畳んでこそだよね。


 こんなのまであるんだ……。


 実車コレクションも持っている。
 これは米軍のジープ。


 よくわかんないけど、多分ポルシェとかランボルギーニとかすごい車たち。


 レーシングカーもあった。
 カーレースは知らないのだが、両方とも歴史的な名車らしい。


 もうこの辺になると良く分かんないな。
 かわいいけど。


 戦車の部品で作った戦車の模型。
 何かの記念にプレゼントされたものらしい。


 この日はホビーショーと連動した特別公開で、普段は見せてくれない金型工場も見せてくれる。
 ずらりと並ぶ金型。


 軽巡『長良』と『球磨』の金型。


 金型の作り方。
 これは小さいので全体を一つのパーツで作っているが、今は複数のパーツを組み合わせて、部分的に駄目になった時やバージョンを変更する時に、いちいち作り直さなくてもそこだけ交換すればいいようになっているんだって。


 金型にこんな感じでプラスチックを注入して製品を作る。


 そしてこれがその装置。意外と小さかった。


 見学者の頭上を往復していた何か。
 多分金型とは関係ないと思う。


 最後に行くのは、これまでのタミヤの製品や、愛好家から寄贈された作品を展示した歴史館。
 いきなりの巨大『三笠』。すごいなこれ……。


 プラモは昔は木製だった。


 こんなのも作ってたんだ。かわいい。


 これは小さい頃に薄ぼんやりと見た記憶があるようなないような……。


 歴史人物シリーズ。


 これもものすごかった。パイレーツ・オブ・カリビアンのブラックパールとフライングダッチマン。
 愛好家が作ったものらしい。

 面白かった!
 物がどうやってできるのかを見るのは楽しいね!
 さて次はホビーショーだ。


 来た。
 実はここでタミヤ社長のツアー参加者へのご挨拶というサプライズがあった。びっくりした。


 会場はこんな感じ。
 もうめちゃくちゃ混んでいる。


 まずは主目的の75式軽戦車から。
 これかあ。


 思ったよりずっとガッチリしてるな。
 砲身が短くてちゃちいけど、これは戦車を相手にするのではなく、歩兵を相手にするものだったから。


 当然だけど、基本的な構造は今の戦車と変わらない。

 何よりすごいのが、これがちゃんと走れるということ。
 日本はほんとこういうのが少ないから、これからもこういう活動は続いて欲しい。


 よしこれで見たい物は見たから、会場をぶらぶらしようか。
 これは寿司のプラモ。
 ご飯つぶをひとつひとつ寿司の形に貼り付けていく。


 やだ懐かしい……。


 タミヤにもあった成型システム。
 これで作った恐竜のプラモをもらった。


 外には自衛隊の広報コーナーもあった。
 16式は映えるし一般道を自走できるから、こういう場にいいよね。


 高機動車と装甲機動車。


 展示物なのか荷物を運んできて停めていただけなのか、非常に微妙な感じで置いてあったトラックたち。


 これは何? と思ったら、16式の操縦席は頭が出せず外が非常に見えにくいので、一般道を走るときにこれをかぶせて操縦者が頭を出して視界を確保できるようにするためのものだって。
 確かに、1月の降下始めの帰りに道路で見た16式はこれ使ってたわ!


 さらにバックミラーもちゃんとつけるらしい。


 静岡の募集用キャラ、駿河葵さん。

 ホビーショーでは、メーカーだけではなく、愛好団体もたくさん参加して自分たちの作品を展示している。
 市販の物そのまま作るのでなく、改造したり、一から自分で作ったりしたものもあって面白い。


 ついついこういうの撮っちゃうな……。


 バイファムとディルファムだ!


 良くこれを作ろうと思ったな。


 イギリス軍の魚雷艇。かっこいい。

 楽しかったけど、もうとにかく人が多くて大混雑していて大変だった。
 滞在時間は4時間ほど。会場があまり広くなかったので、興味のある場所だけを見るぐらいならこれで充分だと思う。

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