東部方面隊音楽隊の定期演奏会(真面目な方)に行ってきた。
いつもの開演前の舞台。
実は2日ほど前に隊員の1人がオレオレ詐欺の出し子容疑で逮捕されていたらしい。
さすがにパンフレットは訂正が間に合わなくて、演奏者として名前が出たままになっていたが、確かに1人少ないパートがあった。
音楽隊なんて音大出ていてもなかなか入れない狭き門で、入ったらほぼ一生演奏家として安泰だし、地方出張も多いから手当もつくし、ただで良い先生に師事させてもらえるしですごく環境として恵まれてるんだろうに、なんでそんなことに手を染めちゃうんだろう……もったいない。
今回は、サミット参加国をテーマにした内容だった。
煌めきの朝→日本
時の踊り→イタリア
アヴェ・マリア→シューベルトだけど作詞者がイギリス人だからイギリス
魔法使いの弟子→ドイツ
ディズニー→アメリカ
ノートルダムの鐘→フランスと、カナダにも同名の寺院があるからカナダ
ということらしい。なんか微妙なのもあるが大丈夫か。
イギリスとか吹奏楽なら結構あるだろうに。
今年の3月から隊長が新しい人に替わっていて、今回初めて聞く演奏だったけど、割と高音域をきれいにまとめてくる感じの人だった。
一方で低音域はちょっとボリューム調整に失敗している感じがあって、ガチャガチャして耳に優しくない。
それから、これはどういう訳だか分からないんだけど、曲が終わった後で拍手するタイミングがいまいち分からない。曲の終わりが明確でないというわけではないのだが、演奏が終わった後1-2秒間、え、もう拍手していいの? いいの? みたいな微妙な雰囲気が漂った後で拍手が起こるという、謎の間が発生していた。
あと、エレクトリカルパレードは曲としてきちんと聞くと、メドレーとしてすごく完成度が高いのねこれ。