微笑みの国から来たインコ


「こんにちは。コミドリコンゴウインコのセノーテです」

 そろそろ残寿命的に、長く生きるインコの購入は限界になってくるので、思いきって飼うことにした。
 多分これでインコを買うのは最後だな。
 2022年の年末にタイで生まれて、5月に日本にやってきたオスの若鳥。
 ショップには何羽かコミドリがいて、遊んでみる事ができたのだが、他の鳥が人なつっこくやってきたり逆に全く人間に関心を示さなかったりする中、1羽だけちょっと離れた所からこっちに来たそうに見つめている子と何度か目が合うのに気付いた。
 今はほぼ在宅勤務とはいえ、当然ながら仕事中に遊んでやるわけにはいかないので、あまりグイグイ来る子よりも、ちょっと距離を置いて「待て」ができる子の方がいい。というわけでその子にした。
 コミドリは南米原産というので、マヤ文明の泉を意味するセノーテという名前にした。
 さすがに家に来て初日なので静かだが、おびえたり恐がったりするそぶりもなく、じっとこっちを観察している。
 そのうちこっちの反応を見るように、低い声で何か言い始めた。
 とりあえず返事をしているが、あまり頻繁に答えると呼び鳴きに発展したりするのかな。


 ショップにウロコインコもいたので、見慣れた姿があった方が慣れるのも早いだろうと思って長門と隣同士にした。
 長門は最初「誰!?」みたいな顔をしていたが、セノーテがエサを食べ始めると覗き根性がうずいたらしく、貼り付いて熱心に眺め始めた。
 物怖じしなくて結構。
 こうしてみると、セノーテは長門よりまた一回り大きいな。


 そして気付くとフェデフルールまで貼り付いて眺めている。
 なんなのお前達……。

微笑みの国から来たインコ」への2件のフィードバック

  1. ソロモンオウム飼いオヤジ

    おおーっ、ついに行きましたか
    この大きさと重量感に慣れると、マメが小さすぎ&軽すぎて壊れ物を扱うような気分になりますよ。

    ウチのソロモンの場合ですが、言葉を教えたほうが呼ぶ時に絶叫ではなくその言葉で呼びかけてくるので、音量対策にはなりますよ。もっともそれで出してあげないと、癇癪起こして絶叫になっちゃうときもありますが

    ところでジュロン・バードパークがシンガポール動物園の敷地に移転し、マンダイバードパラダイスとしてグランドオープンしました。プレビューで行ってきたのですが、トリスキーさんは1日居れますよ。夏休みに妹さん&お母様とどうですか?

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  2. 深度測定長 投稿作成者

     多分今が寿命の長いインコを飼う最後のチャンスだと思ったので、いろいろと考えましたが買ってしまいました。
     なんか、早くも知恵比べと探り合いを挑まれているような感じです。他のインコたちがほんと素朴でおっとりして見えます(笑)。

     バードパラダイスですか、いいなあ……行きたいですが、母親と妹を連れて行ったら鳥の世話をする人がいなくなってしまうので……(父親は不器用でできない)。

    返信

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