冬の蘭の祭典

 東京ドームプリズムホールの「世界らん展2024」に行ってきた。
 すっかりこのホールでの開催が定番になっちゃったな。
 見る側としてはこのぐらいのスケールが丁度いいと言えば丁度いいけれど。


 ドームではテイラー・スゥイフトのコンサートをやっていた。
 丁度入場開始の時間にぶつかったらしくて、ものすごい人がたむろしている。
 その中を黙々とプリズムホールへ向かって歩いていく。

 しかしプリズムホールも行列していた。
 しかもなんだかこれまで見なかった客層。若いカップルとか外国人観光客とかが、続々と中に入っていく。
 テイラー・スゥイフトの開始までの時間つぶしの皆さんかと思ってたら、どうやらそうでもなさそう。
 係員の人の話では、今日に限った事ではなく、昨日あたりも平日なのに行列したらしい。テレビで放映されたからかもという事だったが、去年までだって何かにつけてテレビではやってたはず。なんで今年がこんなになっているのか全く分からない。

 そして、人が多すぎて電波が輻輳したのか、アプリチケットが全く表示されないという事態が発生。
 最終的には名前と電話番号で購入履歴を確認してもらって入場できたが、そういうとこだぞドコモ。


 去年は入院中で来れなかったので分からないが、入口のディスプレイは年々確実に豪華になっている。
 ただ、案の定というか、ここでみんな立ち止まってじっくり記念写真を撮り始めるため、大渋滞が発生していた。そろそろこういうのは出口付近に移したほうがいいのではないか。


 シンビジュームのディスプレイ。
 こういう使い方は珍しいかも。


 志穂美悦子がデザインしたらしいアレンジメント。オシャレ。


 假屋崎省吾は今年もサイン会をやっていた。
 この時はすごい賑わっていたが、終了時間間際になって人が少なくなったらやっぱり自ら商品の袋詰めなどをやっていた。
 いい人だな。


 つやっつやのパフィオ。
 やっぱりパフィオやりたいなー。でも場所がなー。


 これ、すごく安く買える蘭なんですよね。
 こういうので賞を狙える環境ってすごくいいと思う。


 ディスプレイ部門の最優秀賞はさすがというか。
 ストレートな見せ方でこういうの好き。


 胡蝶蘭はやっぱり華やか。


 ものすごく厳重にボトルの中で大事にされていた蘭。
 多分テラリウム向きの湿気が必要な種類なのかな。


 今回のらん展最大の目玉。ブラックライトを当てると光る胡蝶蘭。
 もちろん天然物ではなくて、光る微生物の遺伝子を白い胡蝶蘭に組み込んだバイオテクノロジーの産物。良く見ると花だけじゃなくて葉っぱもほんのり光っている。
 一角を暗室にして、見たい人はそこに順番に入っていくのだが、入場直後はここも大行列していた。
 ひととおり会場を見て買い物などもしてから並んだら、30分ほどで見れた。


 原理はこういう事らしい。


 こちらもバイオテクノロジーの産物。青い胡蝶蘭。
 ツユクサの遺伝子を組み込んだとのこと。
 数年前にも見たが、その時のはここまで深い青ではなく、どっちかというと青紫に近い印象だったので、年々改良が続いてるのかな。
 ちなみにお値段は1本立てで15000円。


 今回もあったサボテンと多肉植物コーナー。
 Eテレの「これ、かっこいいぜ!」の人が来ていたので、丁度困っていたハオルチアとサボテンの事を思いつくままに質問してしまった。

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