朝霞駐屯地で行われた陸自東部方面隊64周年記念行事に行きましたが、寝落ちするので明日アップします。
復活しました。
というわけで、東部方面隊64周年記念行事。
前は記念行事は10月にやっていたのだが、いろんな大人の事情で11月、12月と後にずれにずれ、ついに去年と今年は2月開催になってしまった。
しかも、去年は屋内で集まっただけだが(入院中で参加しなかったけど)、今年は演習場での式典になるらしい。
2月の吹きさらしの演習場なんて地獄の予感しかしない。
とはいえ、前日とはうってかわって青空が広がっている。
日差しがあるのでいくらか暖かいが、吹きさらしなのは変わらないので足元とか結構寒い。
そしてさらに、座席が正面から太陽をもろに受ける位置で、この季節なのに日焼けの危機。
各部隊指揮官入場。
今年は整列する隊員を囲むように装備が配置されるという、今まで見たことがない形式。
恒例の行進展示をするのか、しないのか、するとしたらどういう形になるのか、全く分からない。
ちなみに今回の観覧席。後ろの席は全部ひな壇なのに、なぜか人間様が座らされたここだけひな壇ではないいわゆるアリーナ席になっている(全席座席指定)。
前の席にまだ人が来ていないのでここまで見えるが、この後、招待者のおじさんたちがどやどやとやってきて前に座ったため、ほとんど視界はふさがれてしまった。
観閲官(総監)巡閲と敬礼。
ここからは、かろうじて空いている通路から撮っている。
そして、演奏が終わると行進抜きでいきなり演習展示が始まった。
敵国が攻めてきたので遠近火力で漸減していって、最後に戦車で突撃して仕留めるいつものプログラム。
これは海上偵察にやってきたら、レーダーで捕捉され近SAMで撃墜される敵機。
会場に並んでいる装備が、自分の順番になると入れ替わり立ち替わり中央に出てきていろいろやってみせるスタイル。
これは近SAM。
次に敵はドローンを投入してきたが、妨害電波で全部落とされる。
双輪装甲車で強硬偵察。
このあたりから前の列のおっさんが段々通路側にかしいできたので、この後ほとんどの写真におっさんの頭が写りこむことになる。
人員を降下させるUH-1(下)と、周囲を警戒するUH-1(上)。
降下。
開始まで時間がかかったので、多分下りたのは女性隊員。
これで展示は終了。
行進を実演展示に置き換えて、寒い中での式典時間短縮と見応えアップをはかった感じ。
東京オリンピックとコロナを挟んで実に4年ものブランクがあり、経験者によるノウハウが失われてしまった中の新しい試みで、正直微妙なところも多かったが、これからブラッシュアップされていくのかな。
あと、アリーナ席は絶対にやめてほしい。ほんとやめてほしい。
○おまけ
予算が増えたので方面隊は自前でオシャレバスを買ったらしい。
まあ、隊員は常に輸送トラックの荷台に乗って移動というわけにもいかないし、4月から民間のバスは勤務時間の縛りが厳しくなるからチャーターもしにくくなるし、大型特殊の免許持ってる人がたくさんいるから、買った方が安く効率的に運用できるのかも。