7/6に横須賀へメキシコの練習帆船『クアウテモック』の見学に行ってきましたが、熱が出たため後追いでのアップになります。
『クアウテモック』は2009年の横浜開港150周年の時に1度見ている。
この時は自由見学だったが、今回は事前申込制のガイドつきツアー。たまたまツイッターで見つけたので速攻申し込んだのだった。
予約したのは午後からなので、その前によこすか軍港めぐりで海からの撮影を試みる。
逸見埠頭に泊まる護衛艦と『クアウテモック』。
後の2隻は佐世保の艦とか言ってた。艦番号が見えないので分からないけれども。
米軍基地を過ぎると、消磁所と『いずも』が見える。
『いずも』は定置場所の逸見桟橋を『クアウテモック』に譲って沖留めになっているらしい。
こっちはJAMSTECの『かいめい』。
後ろの壁みたいなのは日産の倉庫。
潜水艦がずらりと並んでいてなかなかの迫力。
最近、米軍基地に泊まっている潜水艦が少ないと思ったら、こっちに移動してたのか。
海洋観測船『わかさ』。
海自でも許可を受けた人しか入ることができない機密中の機密。
船越と吉倉を結ぶ堀割を通り抜ける。
吾妻島と対岸を結ぶ渡船。アメリカの旗が立ってた。
(吾妻島は大部分を米海軍が使っている)
堀割を抜けたら、丁度『やまぎり』が後ずさりしながら出港する所に出くわした。
邪魔しないようにしばらく止って待機。
『ときわ』と『むらさめ』
やっぱこういう昔ながらの形の船の方が好きだな……。
誇らしげにメキシコの旗を翻す『クアウテモック』。
この姿は海からでないと撮れない。
そういえば、前に来たとき故障で動けなかったイギリスの『スペイ』は、2週間ほど前にようやく直って帰っていったらしい。
思いがけず日本に長期間滞在できて、乗員大喜びで京都行ったりとしてたとか。
これで軍港めぐりは終わったので、次はガイド付きツアー。
横須賀基地の入口で受付を済ませて岸壁に向かうと、もう結構な人数が待機していた。
大体20人ぐらいが1組になって、士官候補生の案内人と通訳に伴われて艦内を回るのだが、この通訳のレベルの差が結構激しかった。
日本人や、外国人でも流暢に日本語を喋れる人は詳細にいろいろ説明してくれるが、候補生のスペイン語の概要を訳すだけで精一杯というたどたどしい人もいる。
そして今回当たったのは運悪くたどたどしい人だった。
しかも参加者の中にミリオタのおっさんがいて、この船ではこうですという説明に対して、何かというと「日本では~」とドヤ顔し始めるのがかなり鬱陶しい。
大丈夫かこれ。
煙突のエンブレム。
ヘビをくわえる鷲はメキシコ海軍のシンボルマークらしい。
舵輪や艦長席も含めた艦橋機能は上甲板上に吹きっさらし。
もちろん別の所にもサブシステムがあるのだろうが、これ使って訓練とか大変そう。
候補生達の部屋。
食事をしたり娯楽をしたり、大抵の事をここでやるらしい。
大きい船ではないし1時間程度で終わると思っていたのだが、まあやっぱりラテンで、それほど回っているわけでもないのに1時間半たってもまだ終わらない。
実はこの後予定があったので、しょうがなくて先に降ろしてもらった。