母親と妹と一緒に、国立博物館の神護寺展に行ってきた。
神護寺は京都の高雄にある寺で、唐から帰った弘法大師空海が拠点にした所らしい。
母親は旅行で行ったことがあるが、我々姉妹はどこにあるかすら知らなかった。
なぜそれで行こうと思ったのか。
会場は例によって撮影禁止だが、唯一撮影可能な額と四天王像(の2体)。
若冲や鳥獣戯画のように人気が高い展覧会ではないから、それほど人もいないだろうと思っていたのだが、なぜだか大変混んでいた。
切符売り場は行列しているし、会場の中もごった返していて、弘法大師直筆のメモとかめぼしい展示品の前は、人だかりのすき間から覗くしかない。
最後の方の仏像はそれでもいくらか見やすかったが、そんな感じで展示品はほとんど印象に残っていない。あ、伝源頼朝肖像画の生が見れたのは良かった。