だんちゃーく、今見てきた

 陸自の近迫射撃見学に行ってきた。
 思いっきり平たく言うと、総火演の「だんちゃーく、今!」の着弾を間近で見学、体験するというもの。X(Twitter)で見学者募集の投稿を見かけたので、一般公募もしてるっぽい。


 現地は撮影禁止なので、写真はこれだけ。
 まず総火演の会場入口あたりまで普通の送迎バスで行き、このトラックに乗り換えて、着弾地点(多分三段山のあたり)に向かう。
 乗るのはもちろん荷台。不整地を走る上に座る場所といったら板がベンチ状に渡してあるだけなので、乗り心地が悪いどころの騒ぎではない。常に踏ん張っていないとならない。
 あまりに大変なのでむしろ車酔いはしなかったが、確か災害派遣の時、一般の隊員はこれに乗って現地に向かうはず。これに何時間も揺られてとかほんと大変。

 見学は、FH70で発射された数種類の砲弾の着弾を、およそ200メートルほど離れた掩体壕から防弾ガラス越しに見学する。総火演では見学者と着弾地点との距離は3000メートルほどなので、本当にすぐそばで見る事になる。
 掩体壕は防弾ドアを閉めるとほぼ完全に外部から遮断される作りになっていて、空気を伝わる音や衝撃波はほとんど入ってこないが、その代わり、着弾の振動がそのまま地面を伝わって感じられる。
 砲撃が終わった後、実際煮着弾地点まで行ってどうなっているか見るのだが、これ近くにいたら絶対死ぬな、という感想しか出てこない。
 順番的には、砲撃の直後に歩兵が突撃するので、味方の歩兵は200メートルよりもっと近くに伏せて砲撃の間待機しているらしい。もちろん、物陰に伏せてさえいれば味方にはそうそう当たらないようにはなっているが、実際すごい恐いと思う。


 その後は富士学校で資料館の見学。
 ここは教育機関なので、資料館も「教える」事に重点が置かれていて、他に比べると説明パネルがすごく多い。
 簡潔にまとまっていて分かりやすい。

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