10/12、13と、上高地と立山黒部アルペンルートを回るツアーに参加してきたので、後追いでアップします。
というわけで、2日間に渡って上高地と立山黒部アルペンルート(ただし室堂まで)に行くツアーに参加してきた。
三連休の初日と2日目ということもあったせいか、出発時間以外は何一つ予定通り行かないという悲惨な旅になった。
まず初日に行くのは上高地。
つい先週も行ったような気がするが、まあそこは気にしない。
初日の出発は7:15だったのだが、新宿から首都高に入った時点でいきなり渋滞に巻き込まれ、上高地につながる松本インターで降りるまで実に6時間かかった。
もともと、12時頃に上高地について、15時に離脱、17時に旅館着、3時間たっぷり上高地に滞在できますというのが売りのツアーだったのだが、上高地に着いた時点ですでに15時近く。さすがに到着即離脱はないと添乗員さんも考えたのか、出発時間は17時に設定されたが、3時間滞在のはずが2時間ちょっとしかいられない。
実は、先週来た時、穂高神社奥社のある明神池まで歩きたかったのだ。
が、バスを降りるバスターミナルから梓川右岸の自然探索路を通ると片道70分ほど。所要時間の短い左岸は7月の豪雨で崩れて通れなかったから、往復140分。ただ歩くだけでなく、景色を見たり写真を撮ったりする事を考えると、この時の滞在時間の2時間半ではちょっときつい。なので、翌週の3時間滞在の時に歩けばいいやと考えて、この時は見送ったのだった。
が、蓋を開けたら滞在できるのは、前回より短い2時間ちょっと。幸い、この前日に左岸が通行可能になっており、こちらからなら60分で明神池まで行ける。
もちろん、普通に歩いて60分なので、速く歩けばもっと所要時間は短くなるはず。元々歩くのは速い方だし、というわけで、明神池までタイムアタックを敢行した。
予定通り着いていれば晴れていたはずだったのに、今は雨がぱらついている。
さすがに1週間では紅葉は進んでないな。
急に気温が下がったからちょっとだけ期待してたんだけど。
6月に来た時に見た花崗岩の露頭、が風化して砂浜みたいになった場所。
いかにも豪雨に弱そうで、ここがやられたのかなと思ったらやっぱりそうだったらしく、整備し直した跡があった。
やっぱりキノコがあちこちに生えている。見る度に違うキノコなんだけど、一体何種類ぐらいあるんだろう。
明神橋と前穂高岳……だと思うけど明神岳かもしれない。とりあえずここを渡れば穂高神社と明神池。
ちなみにここまでかかった時間は40分。よし拝観料払って池まで見られそうだ。
ここは他より微妙に色づいてる気がする。
もう夕方なのであんまり人もいなくて、静かな風景が撮れた。
この時点で残り時間は1時間。
このペースなら、帰りは右岸の自然探索路を行ってもなんとかなりそうな気がしたが、結局大事を取って行きと同じ左岸を歩く事にした。
同じように明神タイムアタックに挑戦して、帰りは右岸に行った同じツアーのご夫婦が集合時間に遅れたので、結果としてこの判断は正しかった。
帰りもひたすらハイペース。もう夕方でサルとか鳥とか、注意を引くような物が出現しなかったのが幸いだった(サルは帰りのバスの中から見た)。
土産物屋を覗く余裕を残して河童橋まで帰着。
これは河童橋から見た下流側の焼岳。
帰り際に雲が切れて日が差してきた。
黄色い中央交通のバスがまぶしい。実は先週はこの会社のバスに乗って来てた。
というわけで、なんとか制限時間内に明神池往復を果たすことができた。まあ今回はこれで満足するしかないな。
そしてここから旅館までもひどかった。
途中で道路工事のために片側相互通行になっているのだが、時間帯的に上高地から帰る車が集中し、数キロに渡って渋滞が発生していた。
このあたりは一本道で迂回路がないため(あるのかもしれないけど多分地元民しか知らない)、もうここはひたすら待つしかない。
結果、旅館まで予定では2時間のところ、3時間以上かかって20時に到着となった。
実はこのツアー、元々は10/26、27で申し込んでいた。
それが、旅館側の都合で催行不可能になったため、キャンセルするか日程を変更してほしいと言われて変更したのが10/12、13だった。
(10/19、20はツアーが設定されていなかった)
当初の予定通りの日程なら、渋滞に巻き込まれて大混乱する事もなく、もっと進んだ紅葉をゆっくり眺めて楽しめたのにと思うと、非常に不満。
大体、10月末の予定を8月末に不可出ししてくる旅館側の都合って何?
旅館のサイトを見ても普通に空室はあるようだったし、他の割のいいツアーと天秤かけられたという事?