6/18から自衛隊の見学で九州に来ていますが、PCの調子が悪いため後追いでのアップになります。
見学3日目の訪問先は陸自の都城駐屯地。
戦前は悲劇の連隊として知られる歩兵第23連隊がいた駐屯地で、今は第43普通科連隊が中心部隊になっている。
隊員の実に9割を宮城県と鹿児島県出身者が占めるという、超地元密着型部隊。
隊員の人から話を聞いても、身内が自衛官とか知り合いから話を聞いて入隊したとかいう人がすごい多かった。
都城駐屯地は市内でも高台にある上に、都城には高層建築がないので、司令部の屋上に上ると東西南北が一望できる。
イベント時の人気スポットのひとつらしい。いいなあ、広々とした風景。
タワマンとかみんな倒れたらいいのに。
何かと思ったらマンホールの蓋だった。
この駐屯地内に3つだけあるという超レア蓋。マンホールマニアの皆さん頑張って。
ちなみにキーホルダーなどのグッズも作られている。
入口には、所属部隊ののぼりがずらりと並んでいる。
勇ましい言葉が並ぶ中、施設中隊の「どげん」が光る。
装備品展示。
普通科なので特殊な物はないが、その分じっくりと見せてくれる。
この後は資料館(正式名称は郷土館)で歴史資料を見る。
建物は明治43年に連隊本部として建てられたもの。戦後米軍が接収してたり、高校の職員室になったりしていた。
米軍は良くあるけど高校の職員室はちょっと珍しいな。
明治天皇一家の絵はよく見るけど、大正天皇一家の絵は初めて見た。
多分真ん中にいるのが昭和天皇だよね。陸軍の制服が秩父宮で、海軍のが高松宮、学生服が三笠宮かな……?
ごはん。
最近は火を焚かなくても、一部の駅弁みたいに水と発熱剤で加熱できるものが多い。
資料館の館長さんが実演してくれて「これが私のお昼になります」と言っていた。
地元民が多いせいか、小さいけれどおっとりした雰囲気の駐屯地だった。
南海トラフとかの災害時には救援活動の基幹部隊になるらしい。