水族館茨城横断の旅

 8/30に大洗水族館のナイトアクアワールドを見るツアーに行ってきましたが、深夜帰着だっため後追いでアップします。

 というわけで、大洗水族館のナイトアクアワールドに行ってきた。
 毎週土曜日の18~20時までの夜間開館で、各水槽の照明が夜間を意識したものになったり、イルカショーが夜間限定バージョンになったりする。
 大洗水族館は、前に自衛隊のイベントで大洗に行った時に遠くから眺めていつか行きたいと思っていたので、ツアーで見つけて参加することにした。


 ……のはずなのだが、12時半に新宿を出発し、最初に連れて行かれたのはなぜか大洗と全く逆方向、栃木県沿いの古河。
 フルーツパーラーでメロンを贅沢に使ったパフェというのを食べさせられた。
 んー……アイスクリームの甘さで本来の味が分からなくなっちゃったのかもしれないけど、近所のスーパーで売ってるメロンの方がおいしかった。
 味で食べるんじゃなくて話題性で食べるものだなこれ。


 なお隣が坂東太郎の本社だった。いろいろ頑張ってるらしい。

 そして次に行ったのは、埼玉県との県境にある境の道の駅。
 まあお決まりの買い物タイムなのだが、小さい道の駅なので特に買う物も見当たらず、ひたすら暑さを避けて店内をうろうろするだけになる。
 そこからはるばる茨城県を横断し、ようやく17時過ぎに大洗に到着した。
 これさあ、最初から直行してればもうちょっと遅い時間開始でも大丈夫な奴だよね?

 
 最後の立ち寄り地、大洗磯前神社。海の岩場に立つ鳥居が有名な所。
 ここまでくれば水族館は目と鼻の先になる。


 ここから階段を90段ほど降りて海岸に出ると、鳥居が見られる。
 階段の上から鳥居が見通せるのかと思ったら、旅館とか俗世的な建物が立ち塞がっていて見えなかった。


 鳥居、意外とちっちゃかった。
 ここに神様が降臨したため、禁足地となっているもので、箱根とかみたいにここが表参道というわけではないらしい。


 カモメが上をうろうろしている。


 鳥居から神社への階段はこんな感じ。結構きつかった。


 境内にあった軽巡『那珂』の忠魂碑。『那珂』の艦内神社がここだった縁で建てられたらしい。

 で、ナイトワールドが始まる18時に水族館にイン。
 一応自由時間は2時間。ナイトワールドが20時までなので、理論上は終わるまでいられる事になるのだが、実際には出発時刻が20時なので、それより早くバスに戻っていないとならない。普通自由時間が2時間といったら2時間まるっと遊べると思うのだが、なぜかこんな不思議仕様になっている。


 すみっコぐらしはともかく、クラゲ365ってなんだろう。
 大洗水族館はクラゲとサメの飼育で有名らしいけど。


 イワシの大水槽。
 イワシは群れで泳ぐしきらきら光って見栄えがするから、最近どこの水族館の大水槽にも入っている。


 下ではウツボが3匹重なってる。


 小さなクラゲの水槽。夜仕様らしい。


 座っているタカアシガニとその後ろを通り過ぎるタカアシガニ。
 なんだかすごい活発。夜行性なのかこの人たち。


 ホヤの一種かと思ったら、これもクラゲとのこと。
 浮いてないクラゲなんているんだ……。


 1~2センチのかわいいクラゲの集団。水流でぐるぐる回っている。


 マンボウ。途中に変な線が入っているのは、水槽にぶつかってダメージを受けないよう内側にビニールカーテンがかけられているため。
 最初は泳いでいるのは1匹だけで、残り2匹は床でバタバタしてたのだが、やがて揃って水槽内を回遊し始めた。


 意外と泳ぐのが速い。
 そして1匹がどこへ行ったかというと、ビニールカーテンに頭から突き当たり、そのまま前進しようとジタバタし始めた。
 あー、なるほど、こうして伝説は作られていくのか……。


 まな板の上の鯉ならぬテーブルサンゴの上のサメ。


 暗い夜間照明に赤い魚が映えてきれい。
 ここは岩がオーバーハングした部分に住んでいる魚たちの展示。


 みんな大好きチンアナゴ。
 ここのは人慣れしているのか、割とガラスのすぐ近くに立ってるし、人が前で動いても隠れない。


 手前のは人間をずっと見ている。
 時々すすす……と砂の中に戻って、頭だけ出してまたこっちを見ている。
 なんか意志がありそう。


 なんか分からないけどカニ。


 なんで土管が空いてるのに、そんな所にわざわざ挟まっているのか。


 所在なげに泳いでるのもいる。


 ちょっとフォトジェニックな感じなので捕ってみた。


 エトピリカも結構な数がいた。
 好奇心が強いのか、ガラスのそばに人間が来るとこうやって寄ってくる。


 すごい見てる……。


 これは浮きながら寄ってきた奴。


 もっちりむくむくしていてかわいい。


 勿論陸上にもいる。夜なので寝てるのが多い。でも一方では活発に泳いだり飛んだりしてるのもいて生活サイクルが良く分からん。
 画面がぼやけているのは、水槽のガラスが水滴やら何やらで曇っているため。


 非常に独特な格好で人間を見つめてくるゴマフアザラシ。


 こっちは背中がかゆいのか、ゴロゴロ転がりながら荒ぶっていた。


 お前絶対こっちを認識してるだろう。


 1~2センチぐらいのかわいいウミウシ。


 屋外にはペンギンとオットセイがいる。これはペンギン。
 見つめている先にはペンギンを眺めている人がいるのだが、なぜそんなに揃って気になるのかが分からない。


 見つめられる側になってみた。近い。


 こっちも近い。
 翼についているリングの色で個体識別をしているそうな。


 実に幸せそうに爆睡しているオットセイ。
 やっぱり犬だよね、オットセイって。

 この後はイルカとアシカショーを見たのだが、暗いし動きが速いしで写真が全部失敗していた。
 他に空いているところがなくて、前から2番目の水かぶり席に座ったのだが、泳いでいるイルカの姿が透明アクリルごしにすぐ近くで見れて楽しかった。
 水もそれほどかぶらなかったし。

 誰でもチケットを買って入れるナイトアクアリウムなので、お子様やお年寄りの家族連れも多かったし、そのためかあまり館内も暗くなくて、夜っぽい雰囲気は薄かった。
 まあでもサメとかエトピリカとか、見ているだけで面白い動物は結構いたので、また機会があったら来たい。今度は時間制限なしでじっくりと。

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