10/5に富士学校創立71周年記念行事に行ってきたので、後追いでアップします。
富士学校の創立記念行事は多分5年ぶりぐらい。
あまりそう頻繁に行ける所でもないんだよね。車持ってないと行きづらいから。
なお、今回はカメラは持たずに写真は全てiPhoneで撮影した。
10時から演習場で記念式典と装備展示がある。
招待者席は見ての通りフラットなので、最前列のちょっと偉い人(もっと偉い人はちゃんとひな壇席がある)以外は良く見えない。
なので今回は後ろの演習場を見下ろす土手席に早々に行ってしまった。
間近では見れなくなるけど、こんな感じで全体が見渡せるし、いい感じ。
隊員入場。
どこにいるのかと思ってたら車列の影からゾロゾロと出てきた。
この後、学校長の訓示とか来賓のなんとか議員の自画自賛とか市長の挨拶とか来賓紹介とか、いろいろあれこれ長い様式美が続く。
全部終わったので、観閲行進のために車両に向かって走って行く皆さん。
水撒き三連星。
実は昨日1日雨だったので、地面はぬかるんでいるぐらいなのだが、多分発注した分はやってもらわないとならないんだろうなあ。
水撒きが終わると全車両が一斉にエンジンをかけ、ライトを点灯。
車両が迷彩で地面も黒く、おまけに曇っていて若干薄暗いのでなかなか迫力がある。
この後順次グラウンドの左側へ移動し、行進開始……なのだが、先頭を飾ったのはジープに乗せられた静岡地本のマスコット着ぐるみだった。
高高度専用のドローン「スカイイーグル」。
プロペラはついているけど、グライダーに近いものらしい。
待機場所では戦車が交通整理されている。
奴らが出てくると行進も大トリ。
一方の90式は地響きが物凄い。
振動が土手まで伝わってくる。
最後にヘリが2機飛んで観閲行進は終了。
この後装備の実演展示があるが、その前にちょっと息抜きタイム。
装備展示。
こんな感じで小銃から戦車砲まで、次々出てきては実演してくれる。
上部の砲は1点を狙ったまま微動だにせず、下の部分だけが360度旋回する。
ちょっと動きが気持ち悪い。
ここからは恒例の、敵陣との戦闘をシミュレーションした展示になる。
砲を発射したら見えなくなってしまった16式の皆さん。
榴弾砲は撃ったら大変な事になるので(最大射程30キロ)、ただ通過するだけ。
戦車の援護で歩兵が双輪車から出て展開する。このまま敵陣に突入、占領して終了。
これで装備展示のプログラムも終わり。
この後、演習場にはこれらの装備が展示になりに来るのだが、結構な時間がかかりそうなのでぐるっとあたりをまわってみることにした。
これは常設展示。歴代の戦車や砲車が並んでいる。
ここではいろんな屋台も出ていたが、丁度昼時な事もあってどれも行列していたので諦めた。
これは私もちょこっとクラファンに参加したNPO法人「防衛技術博物館を創る会」の展示。今日来たのはこれを見たかったのもあったのだ。
手前から、九五式軽戦車を戦後改造してブルドーザにした「八号ブル」、九五式軽戦車、戦前の軍用小型乗用車「くろがね四起」。
全部本物を入手し、自走可能な状態にレストアしてある。
時々一般向けに見学会とか走行会とかやったりしてるんだけど、日程が合わなかったり場所的に遠かったりで行ったことないんだよね。
ブルはちょっと見たかったので見れてよかった。
さて、ひととおり回ったし、演習場の展示の準備もそろそろ整いそうなので、行ってみよう。
ここに偵察隊とバイクを乗せてやってくる。
広いのか狭いのかちょっと良く分からない。
さっき行進してたスカイイーグル。
そういえば展示の時は飛んでたな。
地雷原処理車。絶対この発射機構、地雷原処理以外の事にも使えると思うんだよね……。
全く関連性がなさそうな立て看と顔ハメがあった。
ギリースーツの顔ハメかあ。
地対艦ミサイル。浮いてる(正確には支柱で車輪を浮かせているだけ)。
これは地対空ミサイル。
前に研修に行った基地で触らせてもらった事があるんだけど、このミサイル部分、結構シュッと機敏に動くんだよね。
このあたりでスマホの電源が20%を切ったので、帰ってきた。
戦車搭乗体験や装甲車体験搭乗もあったけど、抽選にものすごい行列していたのですぐにあきらめた。
ここのところ、基地祭とかとんとご無沙汰していたので楽しかった。