上野の東京藝大美術館で開催されている「特別展 日本美術をひも解く」と、東京都美術館の「ボストン美術館展」をハシゴしてきた。
藝大の収蔵品に宮内庁三の丸尚蔵館の品を加えた計82点を展示している。
といっても展示期間中に4回も展示替えがあるので、1回に見られるのは70点弱といったところ?
日本人が得意とする緻密で優美な書画や工芸品の小品がほとんどで、ゆっくり回っても1時間半ほどで終わってしまった。まあここは美術館そのものが小さいし。
次の東京都美術館の予約までかなり時間が余ったのでカフェテリアに行ったのだが、ホテルオークラ直営の割にはまずいし店員のレベルは低いしで、かなりテンションが下がった。
もっとも、昔からホテルオークラの名前を冠した食べ物ってあんまりおいしくないのばっかりだったし、名前にひっかかった自分が悪かったのか。
で、次に東京都美術館のボストン美術館展へ。
結論から言うと、上がった。上がりまくった。
東京都美術館は、近所の国立西洋美術館とかと比べると、展示品の格はどうしても低くなりがちなのだが、今回はもともと、2020年にボストン美術館が設立150周年を迎えたのを記念して開催される予定だったものなので、すごく気合いが入っている。
内容も、日本人受けしやすい分かりやすい物が多くて楽しかった。
ずるして碁石を飲み込んで碁に勝とうとしたら、下剤を飲まされ服を剥かれて出した物を調べられてる吉備真備かわいい。