富士で開発実験団見てきた

 すみません、またしても旅先に持っていたvaio pro11がネットワークにつながりません。
(これはホテルの共用端末から書いています)
 無線がだめだったので今回わざわざUSB有線アダプタ持っていったのに……。
 というわけで後ほどアップします。
 帰ってきました。
 しかし本当にvaio pro11は高いばかりで使えない。
 type pではこんなこと全然なかったのに。
 というわけで、富士駐屯地内にある開発実験団の見学に行った。
 開発実験団というのは、陸自の中でも知らない人がいたりする超地味な部隊だが、思いきりひらたく言うと、陸自で使う全ての装備(服から武器、乗りものに至るまで)を開発したり、導入試験をしたり、自衛隊独特の医学研究(ぶっちゃけ戦場で負傷するとかガスにやられるとか、そういったもの)をしたりしているところで、司令にあたる団長を始め幹部の多くが博士号持ちという、陸自きってのエリート部隊である。
 似たような組織は防衛省の技術研究本部というのがあるが、ここは情報の収集、分析が主で、開発、試験主体の開発実験団とは目的が違っている。
 部隊の性質上機密も多いことから、ほとんど公開とかもしてないので、一般の知名度も抜群に低い。
 今回も、部隊紹介で見た試験風景のビデオは半分ぐらいモザイクがかかっていて、別の意味でいかがわしさ抜群な感じだし、写真撮影もかなり制限された。
 説明はものすごい丁寧にしてくれたので、面白かったんだけど。

 というわけで撮影できた数少ない写真。導入実験中の偵察ロボット「パックボット」。
 月か火星に行きそうなビジュアル。
 

 実はアイロボット社製。つまりルンバの兄弟。さらに言えばコントローラはプレステだった。
 調べてみたら福島第一原発の調査にすでに使われた実績があるらしい。そういえばNHKスペシャルで見たかも。

 空き缶を拾うパフォーマンス。
 掴んだとき空き缶がベコとか言ったので、力はかなり強い模様。

 こちらは実験中のものではなく、実験をするための装置。
 自動追随型砲外弾道レーダー装置という。その名の通り、レーダーで砲弾を追跡して、飛翔特性とかいろんなデータを取るもの。
 もちろん、企業で作られる時にもシミュレータなどでそういう物は出されているのだが、ここでは実際に使ってみてより詳細なデータを取って、現場が正確に扱えるようにしている。

 小型版。

 映画泥棒着弾の瞬間を観察するための超高速度カメラ。これは市販品。
 あとはコンピュータのネットワーク試験をする部屋も見たんだけど、ここも撮影は駄目。
 で、この後は富士駐屯地内の歴史資料館を見た。

 日本初の戦車、89式中戦車の模型。戦前に作られたもので、日本にはこれを含めて2個しかないとのこと。

 明治天皇が実際に来た海軍の礼服。
 明治天皇の制服というのはいくつかあるが、ほぼ全て予備のもので、実際に着用したことが確認されているのはこれだけ。

 野外にずらりと並んだ昔の戦車とか火砲とか。
 昭和27年に米軍から供与されたものを、平成初めまで使ってたなんてのもあった。
 面白かったのでもう少し見せてほしかったなあというのが正直なところ。
 まあ、機密も多いからしょうがないんだけど。
 そういえば、近くに米軍の演習場があるのか、オスプレイが飛んでた。
 生オスプレイ初めて見た。
 すごい静かだった。

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