艦船大盤振る舞い

 今日は横浜で6隻いちどに一般公開。
 航海訓練所から『銀河丸』と『青雲丸』。海保から『拓洋』と『いず』、海自から『しらせ』と『きりしま』。
 しかも公開場所も新港埠頭と大桟橋の2ヶ所に分かれている。
 まあ、田浦の船越と横須賀を連投した3年前の観艦式一般公開にくらべれば移動距離は短いけどさ。横浜頑張りすぎ。見きれるんだろうか?
 ……と思っていたのだが、案外簡単に回れてしまった。
 さすがに疲れてこれ書き上げるまでに何度寝落ちしたか分からないけど。
 まず朝。
 恐らく大混雑が予想される大桟橋は後回しにして、『銀河丸』と『青雲丸』をまず見る。
 9時から公開なので8時45分頃についたのだが、ありえないぐらいガラガラ。
『銀河丸』と『青雲丸』は、船舶関係の学校の学生が実地訓練を行うための船。
 国内だけではなく、海外へ向かう遠洋航海もやっている。

『銀河丸』

 左:幹部のサロンかと思ったら船長公室だって。広さにびっくり。
 右:ブリッジ、ここまで人がいないともうやりたい放題。

 船首のあたり。

 左:ブリッジの真下にある訓練生の実習用ブリッジ。上に比べると作りがシンプル。
 右:六分儀を見せてくれた。初めて見た。

 左:なんか客船みたいな階段。でもこれが5階分ぐらいある。
 右:実習生の最初の試練はココナツ殻を使った甲板磨きなんだって。

 左:むしろこの猫の写真をどうやって探したかが気になります。
 右:屋内運動場まである。

 正面顔。
 人が少ないせいか質問するとなんでも丁寧に答えてくれる。でノリがいい。
 すっごく楽しかった。

 次は『青雲丸』。
『銀河丸』より古いがやることは『銀河丸』と同じ。

 左:やっぱりブリッジには人がいません。
 右:船首のあたり。

 ……ミシン?

 左:実習生用の教材。市販もしているらしい。
 右:通信室。

 左:広い後甲板。ここもヤシ殻で磨くんだって。
 右:米軍の艦かと思ったら多用途支援艦『えんしゅう』だった。

 左:実は現在ただいまも実習生の訓練中。ここは自習室。
 右:正面顔。
 ここで11時少し前。
 海保の船は13時からの公開開始なので、赤レンガ倉庫で遊んでから出直すことにする。
 ちなみに赤レンガ倉庫から大桟橋の様子を見ると、ディズニーランドのアトラクションかと思うぐらいの行列ができているのが見えた。

 赤レンガ倉庫沖を遊弋している海自の艇。
 さっきの『えんしゅう』といい、なんでいるんだろうと思っていたら、海難救助展示の見張り役だったらしい。

 12時45分頃、『拓洋』に到着。毛筆書きっぽい船名が渋い。
 すでに人がぽちぽち並び始めていたが、でも開始時間までにできた行列は100人ぐらいだった。

 まるでボートのような顔をして吊り下げられているが、れっきとした海保の艇である『じんべい』。なので前にいるボートとはカラーリングもナンバーも違う。
 遠隔操作で無人での航行が可能で、主に火山海域などの危険な場所でのサンプル採集とかに使われるらしい。

 左:ブリッジから見た船首。
 右:『拓洋』の前にこの船がいるために正面顔が撮れなかった。国土交通省の清掃兼油回収船『べいくりん』。
   どこの言葉の船名かと思った……。

 左:調査室。いろんな調査用のシステムとかサンプルとかがたくさん置いてある。
 右:通路にあったので何か聞いてみたら、下の機関室の隔壁を手動で閉めるための装置だって。
   電気系統がいかれたまま火災等のトラブルが機関室で起こったら、これをぐるぐる回して隔壁を閉鎖するんだって。

 おふろ。タイル貼りなんだ……。
 続いて『いず』。

 これも前に『ひりゅう』が泊まっているので正面顔が撮れない。

 左:ガトリング砲?
 人が撃つっぽいけど、防弾とかどうなるんだろう。
 右:しょっちゅうヘリが飛び回っていた。

 ブリッジから見た船首。

『いず』を見ていたら岸壁でロープの発射銃の展示を始めていた。
 左:遭難して助けを求めているボート(という設定)。
 右:岸壁(本来は船上)で発射準備をする。

 左:発射!
 右:遭難船がロープを拾って縛り付ける。

 ロープを引っ張って引き寄せて救助完了。

 無人探査機。自沈した不審船の捜索とかにも使われたらしい。
 ここで海保の船の見学終了。
 施設見学もやっていたので覗いてみたら、丁度降下訓練を始める所だった。

 左:ひとりで降下。
 右;ふたりで降下。
 この後、降下したふたりは要救助者を担架に固定する作業を行うが、人混みだったために撮れていない。

 左:まずひとりが上に上がる。
 右:担架を上げて……。

 最後に残ったひとりが撤収。
 なんかひとつひとつが常人にはできないすごい技で、かなり面白かった。
 というわけで、いい加減見尽くしたのでそろそろ覚悟完了で大桟橋へと移動。
 だいぶ行列は短くなっていたが、それでも30分ぐらい並ばされた。
 さらに、見学といっても艦内の甲板付近を形だけぐるりと1周すると強制的に『きりしま』に回されてしまう。

 まだ横須賀に来てから3ヶ月ぐらいなのに、これで見るのは3回目の『しらせ』。

 左:スノーモービル。かっこいい。
 右:今回は前甲板も公開していた。これはクレーン。

 で、強制的に降ろされると次は『きりしま』。
 ここでも15分ほど並んでやっぱるいぐるっと適当な所を1周して終了。
 もうとにかく尋常じゃない混雑ぶりなのでしょうがないが、はっきり言うといちばんつまんなかったぞ。

『きりしま』後ろ甲板からみた『しらせ』の正面顔。


 観艦式のポスターが貼ってあった。
 かっこいい。

 左:『きりしま』の艦橋構造物。
 右:隣の大桟橋上の公園『くじらのせなか』との比較。なんかシュールな風景になっている。

『きりしま』正面顔。

 横須賀には2隻が縦に並んで泊まれるふ頭はないので、こういう風景は絶対に見られない。
 普段あんまり比較するものがないんで実感がないが、『くじらのせなか』と比べると2隻がいかに巨大かが分かる。
『ひゅうが』はもっとすごいんだろうな。
 というわけで、思いの外楽に回れてしまった。
 でもまたやりたいとは思わないけど。
○おまけ

 鳩ってこの暑いのにどうしてわざわざ日なたで寝そべるんだろう……。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です